前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

宣昌→長沙

遊覧船の日程表に朝3時着。6時「素敵な旅が終わって下船」との意味合いが書いてあった。が、やはり3時に下船の催促に来た。終わり方がトテモ感じ悪いっス。3時間も寝てないまま、陸へ上がるとすぐ隣がバスターミナル。タクシーのオヤジが長沙行きは別だとい…

三峡下り三日目

6時起き。朝は差し入れのクッキーで済ます。方便面・インスタントラーメンを食べる客がほとんど。7時過ぎ巫山着。観光客は乗り換えて小三峡へ行く。久々の晴れで自分は船に残って屋上日光浴。昼から本船ようやく動き出し、TVで紹介されそうな見所を通る。…

三峡下り二日目

6時前に起こされ船内食堂で6元の中国式朝飯を食う。鬼城観光に6時半から9時半まで停船。陸に上がった途端土砂降りに遇って引き返す。 スプリング形のコーヒーフィルターをザックから出して三日振りのコーヒーを入れて飲むと多幸感。コーヒー豆が残り少な…

長江三峡下り 重慶→宣昌 3泊4日

夜8時出航の東方王子号(この会社の遊覧船は大王、后妃など王家の名称がついている)の二等は二段ベッド6人部屋でひとり297元だった。同室には漢人の中年御夫婦、白人カップル。自分の部屋以外は、ほとんどが三組の中国人ツアー客。 重慶は憂鬱な雨が降っ…

重慶の恩義

五時半、ひとの呼び声で目を覚ます。下宿屋並の夜中の音楽にも熟睡していた。下に降りると7時発の重慶行きバスが出るという。車掌のおねえさんに「この日本人は夕べ間違えてここへ来たから面倒見てやって」的な身請けがあって恐縮。昨夜会った宿の従業員の…

成都から一人旅

朝6時起き。車内は聞きなれない言葉が飛び交う。この辺の四川語だろうか。山間部を振動もなく列車は走る。7時半「広元」ここから先は田畑の繰り返し、8時頃から雨の中へ。ノドの痛みは消えていた。 11時乗車カードの回収、12時に未だ客が居るのにシーツ交換…

蘭州→成都 寝台列車

朝8時前に起きる、ハエに起こされたか。ディバッグを洗うが石鹸とブラシであまり汚れ落ちず。ゆっくりTVを視てコーヒー飲む。 12時宿を出る。夕方の列車まで時間があるので一人で黄河を観に北へ歩く。ガイドブックの縮尺がおかしい、一時間歩いて土手に着…

招待所さまざま

8時前に宿のオヤジが起こしに来る。24時間でチェックアウトしろということか。あまり良い宿でもないので出ることにする。この後街を一時間ほど彷徨うが、外人だからと断られる所や、二人部屋なしなどでグッタリ。愉が明日の列車切符を旅行代理店へ取りに行…

蘭州でグッタリ

バス隣の連中は西寧で夜中1時頃に降りて行った。ひとの体を踏みながら。日の出前に蘭州東バスターミナル着。7時頃までバスで寝させてくれた。 蘭州駅へ行く。ノド痛いうえ咳がとまらない。愉が成都行きの切符を買いに並んでいる間にも、どんどん具合が悪くな…

ゴルムド→蘭州行き 976キロ

朝、ゴルムド近くの道路沿いにガソリンスタンドばかりがビッシリ並ぶ光景を見る。よくわからない。昨夜途中の町から乗った女の子が街の手前で降ろされる。定員オーバーの罰金を恐れているのだろう。 ゴルムド着は朝7時。鉄道駅に向かって歩くが、結構遠い。 …

ラサ→ゴルムド行き 976キロ

朝9時に宿を出て小雨。109のバスでゴルムド行きターミナルへ。愉とやや小ぶりのバスに乗る。180元、乗客は漢人ばかり。同時に寝台バスも出発。道路と交差しながら併走する2007年完成予定のゴルムドーラサ間の鉄道整備がかなり進んでいる。 新しい町の建設と…

ラサひとり編

Tさんは早朝にユースを出て念願のネパールへ向かった。 こちらは深夜まで及んだ喧騒に午前中はノイローゼ気味。 部屋を替えてもらおうとフロントに頼むが後回し扱い。近所のイエティレストランと名前に惹かれて外人用朝食を頼む、20元。昨日からの嫌な雰囲…

観光マイナス100ポイント

朝9時起き。109のバスでラサ博物館へ向かう。入場料30元は日本並みかも、しかし日本語解説の機械が無料だったのは◎。「12世紀は元の時代(中略)に中国とチベットは統合されました」とさりげなく言われると困るんだけどなぁ。 偽札撲滅キャンペーンとか同…

ラサ観光

朝9時起き。5元の高級チョコを食ってラサ映画城へ行く。75人程度の収容数のスクリーンが5つ入った最新鋭シネコン。10:20分の回でツイハーク監督の『七剣』を観る。なんと客は自分ひとり。 ダルチェンゴンパの1本脇にインド映画VCDのレンタル店を発見。 …

無事なり

「本日チベットの都ラサに到着。 高山病にもかからず、聖地カイラス山も巡礼完了。 ウイグルの西からのルートは兎に角大変ナリ。 秋雨のやうな今のチベット高原。 ここはなんでもある都だが、 周辺では黄金色の風景もあり、米の収穫などしている。ここで映画…

曇天のシガツェ

午前中日本語閲覧のみのネットで3時間も。 昼飯に坦坦面+水ギョーザ計9元。 シャワーと洗濯など、雨は降ったり止んだり。バザールも見に行く。 夕刻、上海代表団を歓迎する予行演習を近くの広場で見る。 踊り演出の監督が素人の市民に随分と厳しい態度。 T…

シガツェ着

6時半発。新ラツェ?を通って寄り道巡礼。ダルデンゴンパ・セズゴンパの村へ。丘の上にゴンパ在り。未だ標高4千メートル近いはずなのに登りで息切れしなくなっていた。やあ動物の適応力って偉い。丸々とした眼つきのアレな坊さんに本堂を開けてもらい、乗客…

三日目 ーサンサン→ラツェ

夜明け前出発、やはり石油臭い車内にまた例の声明テープが流れる。 ぐあじぃげじぃごじぃがじぞぞぉぉ〜〜ぉ〜〜〜んんん それが終わらないうちに朝一でパンク。御利益ある声明じゃないのか!? 天気が悪くて夜が明けたのか判らない朝八時。全員降ろされて、…

夜も明けない午前5時発。アリで別れたコリアンカップルがバスに乗ってくる。ここまでランクルチャーターで来ていたのだ。 パンクと修理で時間を食った午前中を過ぎて昼休み。 水場のあるところでピクニック風食事。日韓の旅仲間が青蔵高原で韓国のりを米飯に…

タルチェンから巡礼バスで東へ

詳細はHP画像編「薄幸の黄色い巡礼バス」にて。 ここはメモ程度に補足。 アラーム鳴らずTさんに起こされて約束の7時起き! 日の出前に五名がバスへ走る。 アリ地区境界の検問所は外人も通行証を持つて当然という主張だった。 アリの公安では通行証は不要…

愉快な仲間がカイラス三周。

愉が朝5時にコルラへ発つ。単独での夜明け前は犬の咆哮が凄いとか。こちらはのんびり9時起き。巡礼トラックが停まっている食堂へ入るとチョウ・ユンファ似の主人。チベットのモモがあると言うので頼んだら具のない饅頭とお粥が出てきた。漢人スタイルの朝…

黄色いバス発見す

町の南にテントを張っている土産物屋を廻って買い物。ついでに売り子のおばさん二人の写真も取らせてもらう。写真編 Tさんと山東ギョーザ店で強烈な火力の調理を聴きながら豪華な昼食。 4500M級の高地で味は文句言えないのかも。値段も残念なところ。 愉は…

くつろぎの聖地

朝7時に愉が1日コルラへ出て行く。凄い体力。 こちらは8時頃からのんびり洗濯、髭剃り。 宿の中庭に川から水が引いてあるので、汲みに来る人も多くドアを開けておくと堂々と覘きに来る。昼、宿斜め前のラサレストランで肉じゃが飯のシャムデー7元を喰う…

カイラス コルラ

7時頃から朝の準備のテントで朝を向かえる。 幸い熱は出ていないが咳をする度に頭が痛む。八時前の日の出と共に歩き出す。こんな体調では一周できるか怪しい。愉に2冊あるガイドブックの1冊を借りて別行動にする。緩やかな登り、やはり道が分りづらい。人が歩…

湖→大金→カイラスコルラ

湖の朝は風もなく静か、湖面で顔を洗う。やはりコルラするひとは見かけない。愉はこの一周100キロ以上のコルラを望んでいる、が寒風や開店休業の食事処も予想され、寝袋や食料等の必要があり今回は無理と意見一致。カイラス山コルラに向かうことにする。Y君…

アリからマナサロワール湖へ

朝、招待所の洗面器にお湯をはって洗面と髭剃り。カイラス大金行きのバスを探しに行った愉が疲れ果てて帰って来る。タクシー5元で街の東端へ新築中の公安の建物へ行く。カシュガルから来たというスイス人のサイクリストが先に座っていた。彼は罰金300元が高…

西チベットのアリ地区へ

夜中から更にもの凄い揺れと衝撃の道。一番後ろのシートだから、振られて何百回と体が浮いては床に叩きつけられる。細胞丸ごと遠心分離機にかけられている様な感覚になっていく。乗り物酔いなど無縁な自分でも、食欲も無くなり吐き気と尿意・・・。 この際気…

ウイグルから西チベットへ

夜3:00軍の検問あり。 小雨の中全員降ろされ通行証チェック。ここではパスポート提示だけでOKだった。 雨と高度のせいか寒い。 朝9時頃、増水した川にタイヤがハマる。外は寒い、 しばらくして軍のトレーラーの一団に牽引され助けられる。 落石もそこそこ…

ドタバタ叶城

正午チェックアウト。ホテルのロビーで時間調整。昨日もロビーで見かけたコリアンのカップルと初めて話をする。旅慣れてるらしく流暢な英語を話す。「今日出るのか観てくる」と言って彼はアーバンへ。1時間もせず吉報を持って帰って来てくれる。彼らとは後…

イエチョン憔悴

交通賓館、夜中も車やバイクのクラクションが五月蝿かった。9時半起き、12時宿を出る。愉と遅い朝飯。ポロを食べてから、タクシーでアーバンに乗り着ける。旅行人に書いてある地図と情報は5年前のこと。肝心のバスが何処にあるのか判らない。「アーバンで…