前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

本棚

借り物ですが

相変わらず説明不足な文章で悪いっす。立川反戦ビラ入れ事件作者: 立川反戦ビラ弾圧救援会出版社/メーカー: 明石書店発売日: 2005/04/28メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (5件) を見る(これは一審判決で無罪判決後に書かれている。) 年…

濃い人生

『ヴィソツキー あるいは、さえぎられた歌』ISBN:4845707209 ソ連の反体制シンガーがフロリダのディズニーランドではしゃぐシーンは頭痛くなるけど、後半の交遊録な箇所は面白い。引退後のフルシチョフに招待されて会ったり、宇宙飛行士となども。友人で先に…

過去日記便乗棚卸し

ryotoさんからReading Batonが廻って来ました。

お奨め本の三冊

山内進著「掠奪の法観念史」「十字軍の思想」「北の十字軍」を読んで〜、読み込めない。自分がヨーロッパに憧憬が無い分、無知なりの驚きも意外性も少ないかも。血なまぐさい話だけでなく、契約や人権思想の形成、今のアメリカに繋がる史実を記している。 高…

『オリガ・モリソヴナの反語法』

オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫)作者: 米原万里出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/10/20メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 88回この商品を含むブログ (101件) を見る(「はてな」本解説に詳しく親切な解説あり。) 昨日から読み始めて予想通り…

東アジアの王権と思想

先日お奨めされた書籍目録で「東アジアの王権と思想」ISBN:4130301136。 久しぶりに何度も読み返すべき本。朱子学や儒学に基本的な知識が足りなくとも、 ここまで読ませるのは、著者の面白い比喩や皮肉が随所に織り込まれているから。 「幕府」や「皇国」な…

ルナティック小噺

ブログの名前の由来のようなもの。 元々ソ連時代の小噺(アネクドート)が好きなので、ソ連崩壊後笑いが消えたジレンマあり。 「抑圧された表現の発露」とか恥ずかしくて言えないので、この現象に適切な説明を数年間探していた。 日本でのロシア紹介者、小林…

マレー・インドネシア語圏

詩という表現形態は苦手ながら、「金子光晴詩集」白鳳社版を読む。 数日並列して『辺境学ノート』ISBN:4839600406。 金子光晴の詩には昭和初期の上海〜バタビア(ジャワ島)の情景が描かれている。 当時のインテリ青年達に東南アジアへの好奇と侮蔑を増幅させ…

子どもを喰う世界

子どもを喰う世界作者: ピーターリーライト,さくまゆみこ,くぼたのぞみ出版社/メーカー: 晶文社発売日: 1995/07/01メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (3件) を見る 「知らなければ心は痛まない。だが、人々がどれだけ自分以外の人間を面い…

松岡正剛千夜千冊

壱千壱冊目は「エレガントな宇宙」とその関連本たち http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1001.html 男の子は幾つになってもこういうのが好きなんだ。

メディアリテラシー放題

『統計はこうしてウソをつく』ISBN:4826901119 米国で実際に報道された、「有名人へのストーカーが20万人いる」 「毎年15万人の女性が拒食症で死んでいる」 「ネットでDLされる画像の大半はポルノ」 「カトリック司祭の6%が子供とセックスしたことがある…

「レバノン極私戦」(84年出版)

中東紛争を読みはじめたのは、この本(広河 隆一+立松和平著)から。 キリスト教右派〜グループや、イスラム教〜派だの無数の武装グループが 市民を盾に殺し合う市街戦に衝撃。広川氏の生生しい写真に、立松和平が 巻き込まれた旅人のようなルポを書いてい…

「夏の夜の獏」 昭和63年ASUKA7月号、大島弓子の漫画。 アスカ・コミックス「つるばらつるばら」で読んだ。 書影は同名の白泉社文庫ISBN:4592883594 アンテナ「カルアミルク」で知る限りタイトル作品が人気です。 90年「恋はニュートンのリンゴ」も収録…

2004年4月藤田田氏死去から未来より記す。 90年代から今まで読んだ「マクドナルド化」関連本を振り返る。①「マクドナルド化する社会」ISBN:4657994131 ②「マクドナルド化の世界」 ISBN:4657014137 ③「マクドナルド化と日本(シンポジウム)」ISBN:462303867X …

幻想文学の奇書。デビッド・リンゼイの最初の作品は、この年にロンドンで出版された。 もっとも数百冊しか売れず、新聞等では酷評されている。 70年代にコリン・ウイルソンの再評価を機に、80年代初め国書刊行会「幻想文学全集」荒俣宏訳で出版された。 後に…