宣昌→長沙

遊覧船の日程表に朝3時着。6時「素敵な旅が終わって下船」との意味合いが書いてあった。が、やはり3時に下船の催促に来た。終わり方がトテモ感じ悪いっス。

3時間も寝てないまま、陸へ上がるとすぐ隣がバスターミナル。

タクシーのオヤジが長沙行きは別だというので始発の駅へ10元で行く。多分倍払っている。ここは観光地。

広い待合室に座ってうつらうつら。朝の五時から切符窓口開く。

前回懲りたので、無言で『長沙』と紙に書いて見せると、窓口で英語の対応。アナウンスも中英で流れている。そんなに外人利用者を見かけないのだが。北京オリンピックまでには観光地はコレが標準になるかも。「宣昌→長沙」距離400キロ以上・９５元（1330円）

睡魔とたたかいながら８時発のバスを待つ。ワゴンとマイクロバスの合いの子のような車だった。運転手が高校生くらいに見える、運転も高校生くらいに。混雑した街から村々への細い路をＴＶゲームよろしく飛ばす。この体感は嫌いじゃないけど考え直せとテレパシーを送る、やっぱお客の子どもがゲロを吐く。

丁度収穫の時期で狭い道路にトウモロコシやら豆類を干している。

平地に来てから畑も田んぼも豊かにみえる。嗅覚の細胞が喜んでいる。

昼過ぎに食事と小休止。短距離・長距離バスがひっきりなしに交差して行く。残りの２００㌔は高速道路。午後３時半長沙西ターミナル着。７時間半係る。

西ターミナルからエアコンバス３元で鉄道駅へ。長沙は湖南省の中心、大都会。ＫＦＣだらけ。外資系スーパーが連なる広い繁華街でカルフール発見。駅近くの招待所（シングル35元）で妥協して即座にコーヒー豆を買いに行く。250グラム39.5元（553円）の仏輸入物を買う。そのまま街歩き。歩き疲れた頃、宿近くの食堂で『猫耳炒面』貝型パスタのコンキリエ似と青京ビールで９元(126円）。

宿のＴＶでデジカメ編集、上海ＴＶの夜のニュースを見て寝る。

この夜、旅行中初めて蚊の襲来を受ける。