前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

2004年4月藤田田氏死去から未来より記す。
90年代から今まで読んだ「マクドナルド化」関連本を振り返る。

①「マクドナルド化する社会」ISBN:4657994131
②「マクドナルド化の世界」 ISBN:4657014137
③「マクドナルド化と日本(シンポジウム)」ISBN:462303867X
  いずれもジョージ・リッツア著。そして
④「ファーストフードが世界を食いつくす」エリック・シュローサー著
ここ数年の関心事の一つに「マック・ディズニー化」がある。でも公開日記に書くと他人に不快な感情を与えてしまふ可能性大。
で、ネットで見つけた「良心的日記」を最後にリンク!←無断。これで思う存分脳内出力オッケーっす!?

マクドナルド化とはなにか?
能率(時間手間の圧縮・ドライブスルー)
計算可能性(値段・時間・コスト)
予測可能性(店の画一化・製品の規制化)
制御(自動化=マニュアル管理と客の回転率、行列させる。)

自動化ラインの変遷(大雑把!)
コルト銃工場→食肉解体ライン→フォード自動車工場
                    ↓   
マクドナルド・ドライブインフランチャイズ
*超合理化ライン=トヨタ工場(ジャスト・イン・システム)
*POS+ロジスティック=セブンイレブン(コンビニ全般)
(三つの流れは相互作用が多い)
「心の商品化」でみると娯楽産業全般も応用が効く。
観光産業「ツーリズム」もマクドナルド化が当てはまる。清潔で安全な冒険。
ディズニーランドなど安全に行列させるという客のシツケまでが同じ。
(マックチェーンとディズニーの両創始者第一次大戦で同じ
 部隊にいた←成功後の経営提携は反目)

合理化の不合理問題
食品への安全不審は④に多く記述されている。食肉解体工場での危険な作業と、時に大腸を傷つけて糞まみれの肉が入って、一つの挽肉の塊に約2百頭の肉が混ざっている事。
O-157が米国内で死亡事故が絶えないにも拘らず、改善しないのは
計算可能性に関係がある。
③に挙げられているフォード社の有名なピントー車種の話。
前生産テストで燃料システムの脆弱性が立証されていたにもかかわらず、ライバルになる外国車との競合から生産を急いでいた。年間事故死亡者と同数の負傷者を出すと見積もって、一人当たりの費用20万ドルとして作業ラインの変更よりも安くつくという「計算」。・・・三菱自動車の欠陥事故隠しを思い出す。

藤田田氏の有名な演説。③④より
「日本人が小さくて黄色い理由は、2千年の間、魚や米ばかり食べてきたからだ。マクドナルドのハンバーガーとポテトを千年間食べると、我々はもっと大きくなって肌が白く金髪になるだろう。」

・・・・・・・・・・最後にお口直しをどうぞ。

id:sujaku:20040320
お客さんから見たマックの思い出?なにか好いです。