前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

「レバノン極私戦」(84年出版)

中東紛争を読みはじめたのは、この本(広河 隆一+立松和平著)から。
キリスト教右派〜グループや、イスラム教〜派だの無数の武装グループが
市民を盾に殺し合う市街戦に衝撃。広川氏の生生しい写真に、立松和平
巻き込まれた旅人のようなルポを書いていた。
病院のベランダで遊んでいた子供達が狙撃されて、女の子は頭を飛ばされ即死し、一緒にいた子はその時のショックから成長が止まったという子供の泣き写真。
道端にうつ伏せにされいる老人の死体(抱き起こすと手榴弾の安全ピンが外れる)。
自分は後年に中東を貧乏旅行して多数のモスレムに親切にされた事もあり、イスラム贔屓だと自覚あり。
イスラエル寄りのサンケイグループ等の本から「中東紛争」を読み始めたら認識は違っていたかもしれない。両方とも下品な野次馬には違いないが。
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