「姿なき尖兵 日中ラジオ戦史」福田敏之著 丸山学芸図書93年刊日中戦争に伴って昭和13年に日本から中国派遣軍「報道部放送班」に、後に傀儡政権の中国広播協会へに配属されたラジオ関係者の敗戦から引き揚げまでの記録。 冒頭には日中戦争直前の上海のラジオ…

徳川夢声と出会った作者: 浜田研吾出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2003/12/01メディア: 単行本 クリック: 28回この商品を含むブログ (12件) を見る出版当時はまだ20代という著者が、大学時代からハマった徳川夢聲の世界を、残された資料や映像から想いたっ…

「地球が自転して公転してるのはなぜ？」という質問。なぜだか言葉の響きが素敵だ。谷川俊太郎の「二十億年の孤独」みたい。 太陽系自体も上下に揺れながら銀河系の端を廻っているし、銀河系も膨張宇宙のなかで他の銀河と引き離されている。この膨張と収縮の…

ＴＢＳラジオの「土曜ワイドラジオ東京」の中継コーナーでスタジオの永六輔が「ユニセフと日本ユニセフは違ます。違う団体です」と断っていた。旧友の黒柳徹子からいろいろ聞かされてるのだろう。去年くらいから二つの団体の関係が気になっていて検索しても…

年末年始の番組なかで一番期待してた放送を聴く。舞台で長年活躍しているコント集団ザ・ニュースペーパーが２時間出演のAMラジオ番組。「新春 元総理に聴く」は小泉純一郎の激似口調で、質問にいつもの自分騙りをする、もう大笑い。総理在任期間中に一番嬉し…

展示会から出て雑踏の中、携帯ラジオをつけると「遺品整理人」さんの話。独居老人が死亡した時などに遺体以外を整理する仕事（部屋の清掃消毒＋引越し運送業＋リサイクルと廃棄）らしい。５５〜６５歳と意外に若い故人が多いという。 秋からスタートのＴＢＳ…

深夜の長寿ラジオ「コサキン〜」の説明はウィキにヘビーリスナーの異常に詳しい解説があるので割愛。橋幸夫の青春歌謡「恋のメキシカン・ロック」をはじめ、イカレタ流行歌の存在を沢山知ったのはこの番組から。 昭和30年代から青春を謳歌していた世代には、…

文化放送インターネットラジオ版の「アジアンパラダイス」から11･9中華年記念音楽祭レポを聴く。出演した王心凌とS.H.E.の記者会見内容はweb上のブログ文章と一字一句同じだった（ガックリ）。来週のノーカット完全版？に期待。寺島アナと大田アナの漫才コン…

日曜昼前のＴＢＳラジオ番組「安住紳一郎の日曜天国」は毎週面白さの当たり外れが大きい。巷で人気の男性アナウンサーというより、素のパラノイアと暴走ぶりをボーっと聴いている。多数のＴＶレギュラー番組と過労のはずなのに、ゲーム「信長の野望」を天下…

ブラック・プロパガンダ―謀略のラジオ作者: 山本武利出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2002/05/28メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (12件) を見る 太平洋戦争でＣＩＡ前身のＯＳＳ（戦略諜報局）時代のアメリカ公開資料文書を…

ラジオの時代―ラジオは茶の間の主役だった作者: 竹山昭子出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2002/07メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る昔はよかった本ではない。メディア研究・日本のラジオという歴史本。 大正末期からのラジオドラマの人…

『東京ローズ 新装版』ドウズ昌代(著)文芸春秋90年刊を読む。 太平洋戦争時の米軍兵向け謀略放送をしたとされる「ひとりの東京ローズ」は実在しなかった。当時のNHKに勤める女性英語アナウンサーは複数居た(ほとんど素人)。しかし激戦地でラジオを聴いていた…

悩んだ末に、今や貴重なＡＭステレオが聴けるポケットラジオを買う。日本で暮している時はFM局をほとんど聴かないけど、海外旅行ではFM局の周波数が日本よりも上までの帯なので、テレビ音声まで聴けるモデルを選んだ。最後まで悩んだ手回し充電のラジオもポ…

肝心の25日早朝3時の懐かしの歌謡スター「ちあきなおみ集」聴き逃す。翌日の「小畑実集」で星影の小径が流れた。二晩の並びはこの為にあったのか？生まれちゃ居ないけどこの時代の流行歌は聴いてて心地よい。深夜便とは手が切れない。

全国子ども電話相談室で久々に深刻な質問があった。ちいさいお友達の質問を要約すると、自然の中ににんげんがいるのは迷惑じゃないですか？というもの。回答陣の答えは説得力薄く、質問の答えとは違った意味の精神論になってた。 この長寿ラジオ番組を聴いて…

ＴＢＳラジオでの特番を夜10時から聴く。 新春！お宝音源スペシャル CM編〜いま蘇る、ラジオCMの半世紀〜 放送された番組を聞き返しながら、以下雑文で出力。 録音が残っている最古ラジオＣＭが昭和26年高島屋の岐阜観光物産展の告知。鵜飼も1日3回見せてお…

中島みゆき研究所を監視対象に追加。膨大なデータベース。作品の検索や詩までも読める。歌い出しが強烈な『12月』は知らないバージョンが載っていた。凄まじ過ぎる、きっと前世で義太夫語りを沢山殺したに違いないと（寝床）。今週金曜夜TBSラジオで夜９時か…

土曜ワイドラジオ東京で奥本大三郎さんが自宅出演。9時からのコーナーなので録音して聴く。 この不思議なひとを最初に知ったのはテレビの新世界紀行、89年の「不思議の島マダガスカル 」の案内人でか、エッセイ本が最初だったか記憶あやふや。 ライフワーク…

毎日のようにラジオでは80年代のヒット曲がかかる。懐メロの域で当然リクエストも多い。個人的にはあの頃のヌルイ作風が不快で、いまだに「思い出」にならない。90年代が良いとも思えないけど。

今週は「もうひとつの演歌」というお題で、明治期の演歌師のはなし。今日は添田唖蝉坊の紹介と御自身の唄。終わりに「宮さん宮さん〜」の時事替え歌を披露。奴の来日に合わせた放送だとしたら凄い芸人だと改めて思う。遠くはない亡き後をおもうと お寒い芸能…

昼前の小休止に毒蝮三太夫のラジオ中継をながら聴く。何処か老人介護の場所？での中継にいつもの客いじり。震える老人の真似までする相変わらずの芸風。 そこに「若い子は居ないの？」とスタジオの声｡応えてマイクを向けたのは小学生の女の子。 マムシ。「あ…

小学校高学年時に夏休み特訓して臨んだ地区大会は最下位。 合唱コンクールで優勝した学校の舞台は、今思うと北朝鮮風笑顔で全員が体を揺らしながら歌うものだった。 それを思い出したのは今の仕事場近くの幼稚園から、毎日合唱が聴こえるから。お行儀良く「…

玉置宏司会のラジオ名人寄席(再放送）水曜は往年の名人漫才編。 女流トリオ漫才のフラワーショウの「スナック開業」と「女の生甲斐」を当時の録音で聴く。 楽器を演奏する女性3人組といえば「かしまし娘」と「チャッキリ娘」しか今日まで知らなかった。ブサ…

ラジオでは各局が「ダイエー対ロッテ」リーグ優勝決定戦を中継していた。ニッポン放送の実況は松本ひでおアナウンサーで、古くからロッテの記者担当、メディアでは陽を見ない多くの選手達と交遊をしている分、感情を抑えながら抑えられない実況になった。そ…

●雨休みの日に、はてなでも書いてる在米映画評論家、町山智浩氏の『コラムの花道』をリアルタイムで聴けた。スターウォーズの日本での配給会社からのコラム記事検閲への怒りの話。『政治的なことを書くな』と削除命令があったとか。業界の大御所とかが居られ…

久々にWinapの最新版でネットラジオを探す。今まで気がつかなかった、高音質でインド映画の歌ばかり聴ける局があった。幸せ。 Bollywood music radio http://www.bollywood.mu/ やはり敷居の高い民族音楽よりも現地の歌謡曲が好い。 すっかり東西混濁でラッ…

夜、ＮＨＫ第二でラジオライブラリー「録音でつづる戦後」（２）−ドラマの中の戦後−（２） 敗戦直後ＧＨＱの管理下で製作された『国際連合の時間』なるものを聴きながら、遠い方のスーパーへ買出し。町のあちこちでサッカー観戦の歓声が聞える。

ラジオ深夜便にて。加賀美幸子、ゲストに中村桂子『虫愛づる姫君』の話から自らの生命誌という括りを語る。嬉しくなって聴きながら深夜の散歩に出る。中村さんの話はいつも壮大ながら当たり前に聞こえる不思議。 加賀美アナウンサーは広瀬修子アナウンサー共…

全国子ども電話相談室に山口もえがペットの先生として出演。ラジオだとしゃべり方が異常に気になる。自分の中のブス人格が拒絶反応。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 昼過ぎに自転車で皇居付近を通ったところ、内堀通りの長い区間が 自動車通行…

で生き物それぞれの命の長さの質問。スタジオから「どうして不思議に思ったの？」と問いかけに「親に言えと言われた」とミモフタもない素直さ。しかし鯉が20年以上も生きるなんて知りませんでした。