前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

ある嘘つきの物語 モンティ・パイソンのグレアム・チャップマン自伝

東京国際映画祭2012、21時から夜の回で観た。
「ある嘘つきの物語 モンティ・パイソングレアム・チャップマン自伝」


早くに亡くなったメンバー、グレアム・チャップマンの残した録音テープを活用して、個性的な若手アニメーター集団に劇場用3D作品を発注して作られた作品。パイソンズのメンバーが声を入れている。(大人の事情でエリック・アイドル除く)


第25回東京国際映画祭 | ある嘘つきの物語 モンティ・パイソンのグレアム・チャップマン自伝


ゲイよりも重度のアルコール中毒だったことを隠したががったという故人の人生。観るまでは安易すぎる企画で大丈夫かな〜と思ってたけど、自分が3D鑑賞に慣れてないせいもありアニメ制作の個性的でくせのある描画がバラエティに富んでいて、眼鏡越しに疑似遠近感で動く面白さも新鮮だった。上映後に合同監督で一人来日した監督によるオチョクリ質疑応答。ファンにはおなじみの「スペインの異端裁判シーン」の作品挿入をぶつ切りにするのは、むしろオリジナルに忠実だった気がする。