前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

古い芸能雑誌な

フィルムセンターで開催中の『インド映画の輝き』で古い映画を視る。


ミュージカル女優 BHUMIKA【英題THE ROLE】1976年作品


ある映画女優の自伝を元にした映画で、現在から過去への回想が繰り返される。劇中のラジオニュースがその時代の説明代わりにもなっている。
人気女優の私生活と秘話といったところ、いつも男に束縛される宿命・・・といったナルシストな自伝かと思う。でも男の目からはモテモテ女優の我侭も気に障る。期待してたミュージカルシーンは思ったより少なくて、古い映画界の話だから舞台も学祭の様に質素で、鑑賞中に少し憂鬱になってくる。
有名人の私生活に女性の人権を云々という読みとり方はそぐわない。古典の名作上映シリーズなら、インド国内で実際にヒットした映画を数多く見たい。