前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

2006年夏 戦場からの報告 レバノン・パレスチナ

歳末にきてETV特集で重たい番組。
 
長年パレスチナ紛争を取材しているジャーナリスト三人をスタジオに呼んで、取材映像から短かく放送と、短く短く報告してもらうという圧縮・圧縮・圧縮した構成。三人から視た戦場は良くも悪くも「複数から視て分った」誤解を得られるのだろうか?これを取っ掛かりに三人の報告や作品を視るというガイドになるのは確か。放映された「良識」を褒めるだけでは駄目だと自分の頬をひっぱたく。
「テロリスト」を壊滅させるための爆撃で普通の市民が死んでも、仕方ない・かまわない・・・といったイスラエル側の一般市民の声は紛争地限定の特殊な世論ではない。
国際情勢をカタル人間の不愉快な本音と、平和への祈りしか選択できない「世界」は7日で作られた模造品だろう。なんだそりゃ。