前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

太陽の塔巡礼の巻

世界の中心で・・・

二階建てバスの青春ドリーム号は片道5千円に見合う圧迫感満点のナイトメア号さ。深夜に何度かパーキングで停まる。その度外に出て深呼吸す。冷たい空気とだだっ広い深夜のハイウエイ。地域の特性を捕らえきれないお土産ブース。他人事ながら日本列島の経営心配だ。


5時過ぎに大阪駅到着。
どんよりとした雲に覆われている天気が心配。早速ラジオ付きウオークマンで大阪エリアをチューニング。天気予報あまり良くないね。
地下鉄一日乗車券を券売機で買う。これから大阪湾が見れる天保山へ行く。車内は日曜の早朝のせいか客も数えるほど、夜勤明けらしき人やらなんやら・・・。駅から降りてデカイ観覧車を目印に歩く。
どんよりとした朝の大阪湾は潮の匂いが感じられなかった。東京湾とだいぶ違うものだな。馬鹿馬鹿しいほど巨大な豪華客船が停泊中だった。古い灯台の隣に海上保安庁の巡視艇が。オリンパス・ペンをバッグから出し海から街へ向けシャッターを切る・・・光量不足。すぐ諦めて、コンビニで買ったおにぎりを喰らう。風に吹かれてしばらくヤサグレる。


西から東へ慣れない地下鉄を乗り継いで大阪城へ向かう。乗客が増え街が動き出して行く。
大阪城は西の角から?公園を抜けて上がっていった。ブルーシートのテントが沢山並ぶ。上野公園のような強い生活臭がしないが、大勢住み着いているようだ。お城とタイムカプセルとホームレス村。本来、時空のネジレなど当たり前の事なのかもしれない。巨大な石壁を抜けて天守閣を…朝早すぎて開いてない。周りをぐるりと歩いて街の写真を撮る。ジョギングの人とすれ違いながらゆっくりと街へ降りる。少し急ぐよ。


新大阪駅地下鉄御堂筋線の改札口で8時40分待ち合わせだ。太陽の塔内部公開招待券を持って万博者が同行案内してくれる。慣れない大阪もリラックスしすぎ。添乗員付きツアーってこんな気持ちか?
万博者と合流。事務的に今までの行動とこれからの予定を共有す。彼の巨大な荷物をコインロッカーに収め、千里へ向かう。地下鉄からモノレールへ乗り継ぎ万博公園駅へ、イベントでもあるのか中学生の集団で一杯だった。万博者はホームから写真を撮ったり忙しい。終点で降りると、横にエキスポランドが見えた。そして遂に
太陽の塔を肉眼で観る!ベラボーーにデカっ!
異常なほど変な存在感!岡本タローどうかしてるよ!ギザのピラミッドなんかよりずっとショック受けたよ。なんだこりゃ。
(意識混濁状態)))))