前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

撫順-丹東

konton2007-08-16

朝から天気が悪い。9時発の丹東行きバスに乗る前に、撫順の巨大な西露天鉱を見にタクシーで行く。最終的に古城子街の天鉱参観台(5元)で写真を撮る。予想した通り天候が悪いため霧で下が全く見えない。この時期は仕方がないのか。


急いで宿へ戻ってパソコンで昨晩の写真upの続き。なにもかも中途半端で、また移動する。天候が悪くても高速バスは快適で3時間半。


丹東。バスを降りたところで勧誘された宿は失敗だった。40元ならもっとマシな部屋があるはず。
ここもまた北朝鮮との国境の町。北の国境、図們と違うところは、朝鮮族自治区ではないからか、ハングルの看板はそれほど多く見られない。川幅が広い割には向こうの国境の町と人の動きが見える。鉄道の鉄橋と平行して朝鮮戦争時にアメリカ軍に破壊された鉄橋も、折れた所まで復元している。ここを歩くにも20元……。記念に歩く。




橋の先端。

向岸が北朝鮮

鉄道が走る鉄橋。





韓国・朝鮮語を話す観光客が多い。北朝鮮土産も売っているけど、偉大なる親子の加工画とか買う人がいるのか疑問。


街は玉(ぎょく)を売る店なども多かった。
鉄道駅の向かいに日本語で「コンビニ 別府屋」と看板の便利店を目つける。

夕食にバスターミナル裏の食堂で、豚と白菜の砂鍋とご飯。宿近くの雑貨屋でお菓子など買って帰る。


ラジオを点けたらAMで、中韓露語の局はもちろん北の局が確認できた。今まで国境付近の街で何度かラジオをチェックしたけど、聴けたのは今回が初めて。夜の10時からずっと音楽。それも全曲に異常なくらいエコーが係っている。


聴きながら寝入る。