繰り返す8月ジャーナリズム
新聞TVに限らずラジオでも毎年8月15日に向けて「家族の戦争体験」「戦後すぐの想い出」が何らかの形で電波に乗る機会が多い。ニュースではだいぶ前から各地の慰霊祭を季節ネタとして流している。たとえそれが去年の映像だったとしても誰も気づかない。
今年は3・11があった特別な年だとして、戦後すぐの焼け野原からの復興を再び、とする妙に似た言説も多い。
戦争も原発事故も人災なのに、誰もが被害者のふりをして誰が誰に励ましてるのか分からない。そんな不満が湧いてくるのは、まだ旧来のマスコミ依存なのかなと。