前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

その時、ラジオだけが聴こえていた 〜IBC岩手放送3.11震災の記録

その時、ラジオだけが聴こえていた  (CD付き)

その時、ラジオだけが聴こえていた (CD付き)

地震直後から停電した各送信所の非常用発電を止めない様に道なき道を給油しに行くスタッフ、退職した元アナウンサーが局へ駆けつけて、鳴り止まぬ電話応対をしていた事、連絡の取れない家族の安否情報や避難所での名簿を現場の判断でどう伝えたか、伝えられなかったか、今も津波の第一報を悔いるアナウンサー。
付属のCDには当時の音源が収録されている。今後に活かす大事な資料のひとつ。


文化放送報道特別番組「日常が失われた日〜3.11被災地メディアの戦い」震災一年後に放送された番組よりもボリュームのあるPodcast配信はありがたい。
Apple Podcat内の文化放送PodcastQR「文化放送報道特別番組「日常が失われた日~3.11被災地メディアの戦い」」


今はiPhoneアプリでラジオを聴く事も出来るし、311後は遠方のコミュニティFMも聴くようになったけど、自分自身が被災者になった場合はスマフォの電池の減りがとても気になる。充電池を持っていても昼間使い続けていたら3日も持たない。
手巻き充電の出来る携帯ラジオは写真ではスリムそうに見えて結構厚みがある。今はライターサイズの携帯ラジオとエネループ電池を何本かディバックに入れて持ち歩いている。単四1本で本当に長時間安心して聴けるのが良い。災害規模が広い場合を想像すると、手持ちの電池で長期持たせたい。