前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

「河 Gtsngbo」

東京国際映画祭 出品作 六本木ヒルズのTOHOシネマズで鑑賞。
何本目かのチベット語映画は「オールドドッグ」の撮影・美術担当もしたソンタルジャ監督2015年作「河」
主役の小さな女の子を中心に親子関係に何か問題を抱えた三世代の物語。放牧の暮らしも順調ではない。


上映後のティーチインで覚えているのは、誰からも尊敬されている僧侶が昔家族を作って再び出家したという設定(劇中にそういう説明はない)にしたのは、文化大革命チベットでも信仰を禁止された時期が関係しているとのこと。主演の子は監督の親戚の子で利発だったので映画に使おうと思ったとか。若い母親役はチベットで有名な歌手。