前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

何年ぶりかの落語会

最近「新ニッポンの話芸 ポッドキャスト」を楽しみに聴いている。そこで落語界の昨今を聴くようになってから、最近の落語界や若手落語家にも少し興味が湧いてきた。


仕事場近くの小さな寄席へ某落語会を見にいく。ここへ来るのも10年以上前じゃないのかなと。二昔前によく通っていた落語家は心身共に驚くほど衰えていた。
昔は客の少ない定席などで古典落語を淡々と語る落語家も、歳を重ねていると「お笑い」じゃない不思議な味が出るもんだなと、普通なら退屈なネタでさえ贅沢な間に思えたし。世間では無名に近い老漫才師など舞台に立ってるだけで、味がある芸人の人生を垣間見えた。


自分自身が衰えていく途中を痛感していると、そんな徳を感じる芸人の枯れ方は稀なのかなと思う。


五代目柳家小さんの最晩年には、何の欲もなく大昔の頃にどこかの師匠に教わった通りに落語をやる感じだったとか。
生涯現役という舞台も、長生きした方の評価次第で残酷でもあり。


昔は何かの落語会へ行くと次の出演予定のチラシを貰ってスケジュール情報を知ったり、または 薄い 落語情報誌 かわら版などで誰がどんな会をやっているのか斜め読みしたり。圓丈師匠の手作り感満載のHPで自身の高座の不出来やら長い反省文を読んだりもした。


ネット万能な時代の今は落語界の情報発信は どうなってるかと検索してみたら、有用なサイトがあった。


落語情報 噺
落語系情報サイト 噺-HANASHI-


落語会スケジュールを視ると 小屋の大小の幅を含めて毎日すごい数の落語会があるのねと。