前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

DAYS JAPAN 9月号「特集 フォトジャーナリスト広河隆一」

DAYS JAPAN (デイズ ジャパン) 2014年 09月号 [雑誌]

DAYS JAPAN (デイズ ジャパン) 2014年 09月号 [雑誌]

80年代のレバノン内戦、イスラエルパレスチナ占領に強い興味をもたせてくれたベテランのフォトジャーナリスト広河隆一氏が、報道写真雑誌「デイズ・ジャパン」編集長を後進に任せ現場に戻るとのこと。特集では中東紛争に留まらず長年各地の核汚染地を訪れているバイオグラフィーの一端を知る。虐殺の地では外国人ジャーナリストが自覚なく現地の有志に守られて命を救われていたり、占領者が殺戮を思い留まらせる役割も果たせることも体験から書かれている。
チェルノブイリ事故ではIAEAや日本の放医研の調査が住民の健康被害を過小評価して、今の福島県民健康管理アドバイザーへの系譜を鋭く指摘している。