前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

川内原発再稼働パブリックコメント募集の下書き

湧き上がる呪いの言葉を封印して締め切り当日直前に短く300文字程度で送信完了。パブコメ参考サイト。
http://publiccomment.wordpress.com/2014/07/16/sendai/



提出先はここ。
パブリックコメント:意見募集中案件詳細|電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ



パブリックコメント?意見を聞くポーズだけで誰も読まないよ、行政のアリバイ作りに参加しても悲しいよねぇという心の中に住む小市民の囁きを振り払って、書き始めてみた下書き3バージョン。


(逆説編)
脱原発に賛成は国民の過半数を超えてはいますが、東京電力福島第一原発事故の被害は、狭い範囲の他人事だとか、放射能なんちゃらアドバイザー山下教授の教え通り「気にしすぎない」と明るくニコニコしている方々がまだまだ多いと痛感しています。鹿児島でも九州電力川内原発を再稼働して近々地震や火山灰で目詰りの過酷事故を起こして、西日本一帯も広く平等に汚染して下さい。事故処理には膨大で煩雑な事務仕事が増えますが、残業代はダラダラ稼げます。九電も住民から損害賠償を起こされるでしょうけど、放射能汚染物質は責任のない「無主物」らしいですから電力さん側は勝てます、なんでしたら米国のビキニ環礁での水爆実験や中国のゴビ砂漠核実験の大気汚染と混ざって分からないです、とか他国へ責任転嫁するのも簡単で良い手かもしれません。大事なご家族は海外移住をオススメしますが、これまで通り組織の保身第一に、まとまった退職金を手にするまで堅実に安穏とお仕事を続けて下さい。


(あたりまえな技術編)
多数の火山学者が予知は困難という専門家意見を真摯に受け入れるべき。仮に稼働中の原子炉を止めても、大量の使用済み核燃料を冷却用プールから移送させるのは困難、ガラス粒子状の火山灰が大量に降り積もる中で周辺住民を避難させるのも困難で、福一同様に再びパニックを避ける為と称した情報隠しと不必要な住人の被曝が予想される。長期緊迫した福島第一原発四号機プール同様に、250キロ圏の広範囲に及ぶ放射性物質拡散の危険があり、川内原発からは西日本一帯が放射能で汚染される可能性がある。


(倫理編)
なし崩しの原発再稼働、ではなく困難な廃炉作業計画へ向かうべき。活断層と火山地帯周辺での原発立地自体が誤り。再稼働を強弁しているのは現状の「資産」が、老朽化した核のゴミと認めたくない故意の組織的な保身行為としか思えない。この誤った国策事業を引き伸ばすほど負債と事故のリスクは増えるだけ。電事連を通してマスコミへ「原発止め続けると経済危機」など誤ったPRは、長年電気料金の中から安全神話の宣伝を湯水のごとくばら撒いた、結果起きた今の福島の現状を反省し止めるべき。