前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

実用性のある携帯ソーラーパネル

震災非常時のスマートフォンの充電用に実用できそうなGoal ZEROシリーズの購入を考えあぐねて2年近く、Nomad7本体が7千円を切った去年秋に購入。今現在は6千円を切っている。日照時間の短い冬に屋外に置いて、既に持っているモバイルバッテリーチャージャーへUSBケーブルで蓄電。晴天〜薄曇りの日に何日間か使ってみたら、アマゾンレビューの通り充分実用性があることが分かった。折りたたむとB5サイズ強で軽いし、デイバックに無理なく入る。


バッテリ残量が4%のiPhone5SをUSBケーブルで直に繋いで、太陽に向かってやや斜めに立てかけて置いて、午前9時〜正午に取り出すとiPhoneは100%充電になってた。日陰になる前に移動させたり2〜3時間ごとにパネルの角度を太陽へ向けるという手間はあるものの、午前9時〜午後4時半頃(7〜8時間)まで別メーカー製のモバイルバッテリーチャージャー(バッテリー容量10,000mAh)へ給電して、日没後にiPhoneへ給電させるとフルで2回分出来た。別の日には残量ゼロ近いポケットWi-Fi(バッテリー容量 3,000mAh)満タンにまで出来た、同じ日にiPhoneに給電する余裕はないけど。
蓄電バッテリーの使用可能回数も多いとはいえ限られているし、天候の変化も読めないので、コンセントが使える平時にあえて毎日使う必要はないかもしれないけど、それでも値段がお手頃になっているのは事実。


弱点としては、風の強い日の粉塵、真夏の突然の豪雨とか防水対策を考えないと。丸々ビニールに包むとしても非結晶タイプの太陽光パネルは表面温度が25度を超えると変換効率が下がるというデータもあるので、照射量と日照時間でどこまでカバーできるのかということ。レビューではそのへんの苦言はないので大丈夫なのかも。