前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

9MUSES大収穫の年


2013年通して情報追いかけて視たのはNine Muses
KARAやINFINITEをプロデュースして来たSweetuneが2012年初めの「Figaro」から全面的な楽曲提供をして現在まで続いてる。デビュー直後からリーダー脱退とか安定せず暫く8名体制だった中にソンア加入で9人と、前年と今年との見た目、実力の違いは明らか。たとえば大きな手足をダイナミックに振り回す振り付けの「Ticket」で独り日本刀の様なキレのある動きを見せていたウンジが他のメンバーよりも浮いて目立っていたのが、今や全員のダンスとフォーメーションが格段に巧くなったのは固定カメラでの練習動画でもハッキリ分かる。2010年秋のデビュー以来ギクシャクしたダンスとボーカル能力不足は、BBC Worldドキュメンタリーでも撮られて、その時にヒョナが加入する過程が映っている。


セラ自身がもっと上達したいとインタビューで答え、今年公開されたソロカバーソング動画の凄みや、

TV番組での音程を外さないパーフェクトぶりも知られる様になった。


Dolls」mix Stage


ビジュアル的に変わったと思った、細身長身ではあるけど全員の容姿がハッキリ違う、キャラ立ち完成。ちょっとぽっちゃり童顔だったヘミのウエストが異常に細くなり、以前はキョンリと見た目が被ってたマンネのミナが一番身体を絞っていた。とはいえキョンリの目尻誘惑メイクで化けたのは凄い。フェロモン排出権違反。9MUSESの顔になった。「News」で見せたセムとユエリンの猛禽類の様な眼力が好きだったけど、今年のステージ「Dolls」のロングラン活動で、明らかに余裕を持って楽しむ、ファンサで遊ぶ態度に変わったのも順位を上げた理由だと思う。白黒チームに別れてキョンリと男装ソンアが身体を絡めるという反則技を披露して、一気に天下を取るのかと思ったら、青少年健全育成なんちゃら局からクレームでも来たのか限定的に終わった。残念。


「WILD」mix Stage

パソコンの壁紙は長年ずっと北インド奥ヒマラヤの湖面だったのを「WILD」に変えた。

MVを見た時に度肝を抜かれた、ある意味カメラワークが洋物ポルノよりえげつない、しかし「Ticket」も撮った女性監督。ゆったりした前作とは違って振り付けが緻密で流麗。楽曲はSweetuneが今年一番チカラを入れて色々詰め込んで作った作品だと思う(他を全部聴いていないくせに言い切る)。ただボーカルにリキみ過ぎやシャウト、テンポが早いので遊びを入れるにも余裕ない。



「Gun」Stage List

最初MVを見た時にオトナ版「Gee」かと思った。九人十色の誘惑モードも、なぜか自転車で近づくヘミたんクチ半開き、ユエリンの大村崑オマージュを除いては、分かりやすいSEXの暗喩オンパレード、最後のガソリンスタンドで花火って、ちょっとおバカ過ぎる。しかしステージはDolls以来の明るく楽しんでる感。


「Glue」mix Stage

まさか今年中に4曲も?と思った年末に怒涛の新曲活動。活動期間は当然短かった。年を跨いで1月カムバの方が良かったかも。
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1stフルアルバム「PRIMA DONNA」リリース
「Gun」カムバ時にデビュー4年目にしてセンス良いミニ写真集にもなっている、どうしてスター帝国は9ミュ公式カレンダーを作らないのか疑問。
活動曲「Gun」の他はすべて新曲というやる気も、
「LAST SCENE」単独コンサートが実現したら必ず入れるべき!
「天生女子」ヒョナの鼻にかかるボーカルはウィスパーソングに似合う。他メンバーへのパートふらついてココロモトナイとこさえ◎
「Rain」疾走するムード歌謡の様な、ユエリンのラップがどんどんカッコ良くなって、ドヤ顔さえ視える。


愉快な9ミュを広めるなら、こんな長々書かんでも韓ラブ出演時の座談会やバックステージ日本語字幕を貼った方が良かったかも。
(14/01/04)記