前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

Ailee エイリー日本デビューCDリリイベin後楽園

曇空の中を自転車で後楽園ラクーア噴水前のイベント広場へ、受付開始直前に列に並ぶこと1時間、日本デビューCD「Heaven」DVD付きVerを購入後に1時の回希望ですと言ってランダムに渡された入場整理券を貰ってびっくり。にじゅういち番?確実に4〜500人以上は居る中最前列で視れるのをイメージしたら、その辺から地球の重力がおかしくなり候。生涯くじ運悪いのがこの先何かの罠だろうか。とりあえず入場開始まで20分弱の間に一旦会場を出てドトールまで。カフェインが切れるのが怖いのでエスプレッソを体内へ充填。
並んで入場して右寄りの最前列を確保。ステージ床が目の前で近い。最前列の柵を握ると緊張、こんな経験ない。申し訳ない。韓国国内の人気はもちろん、海外遠征先でのイスタンブールの巨大会場で観客を泣かせたステージと、まったく同じ歌姫をこんな目の前で視れるとは。世の中間違ってタナボタ当事者に。あいすいません。


斜め前へ来た時の最短距離2m位。Aileeは薄着で厚底ヒールを履いてても背は高くはない、小顔も曇天のせいか白過ぎるメイクが。ちょっと風があって肌寒いのに、シースルーに近い衣装で終始ニコニコして観客を盛り上げて「キヨミ〜じゃないよ」「コジンマル」とか言いながら。手前上空をジェットコースターが走り周ってるのを面白がりながら。今回日本でのバックダンサーは本国とは違ってかなりスリムな女性4人で熱演。普段はヒーローショーとかやってそうなステージ床を躊躇なく寝そべったり飛び周ったり、ただ男性のダンサーがいないので、「U &I」もたれかかって歌うパートが無かった。いや、こんな目の前で魅せてもらえる曲じゃねえだろ。


ショーケース動画で感じた緊張した姿とは違い、歌の巧さに自信と余裕があって、本当に楽しそうに歌うエイリー。アカペラで少しだけ宇多田ヒカルの曲も歌ってくれた、なるほど、独特のメロディラインが好きなのかなと。


今回リリースの日本語版「ヘブン」楽曲アレンジとオリジナルカップリング曲には歌詞と音の厚みに不満があるけど、これは日本デビューしたKPOPアーティスト共通の問題か。


文字通り目の前で歌うのを体感して全身で受けた多幸感、しばらく頭がちょっと痛かった。
高揚感に包まれながらも、元来マイナス思考なもので、帰り道か明日ろくでもない死に方をするんだろうなとイマジン。
人生最高の日を思い出しながら(14/01/05)記

Heaven(初回限定盤)

Heaven(初回限定盤)