前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

9Muses カムバを映画館ビューイングの巻

Nine Musesのカムバックステージを劇場スクリーンで視るために、毎週土曜に韓国で放送しているMBC ショー!音楽中心 Music Core』 中継ビューイングを、東京足立区のTOHOシネマズ西新井へ行って来た。雨が降っていたので都バスにて。
土曜昼3時台びっくりするくらい子供連れで賑わう郊外型ショッピングコンプレックスの上にあるシネコンは、自動発券機でチケットを買って、入場すると観覧応募用紙と海苔と美容フェイスパック試供品の入った袋を渡される。
今回はスクリーン1、車椅子席を入れると100席強。予想以上に空いていた。


唐突にTVCMから始まる。
「LC9」新人ボーイズのステージで番組開始。
Hip Hopとは違うグリッチ・ホップ(Glitch Hop)”という音楽ジャンルらしい。女子ペンの掛け声が軍隊の様にピッタリ合っていた。


番組のMCが登場して、今週の出演者名を紹介、1位候補は【PSY】【チョー・ヨンピル】【4Minute】【ロイ・キム】
当然、番組に大御所PSYとヨンピル御大は出演しない。ポミニは先週からヒョナが体調崩し現在4人でのステージ。


「HelloVenus」のステージ。3D人形のようでスクリーンで顔のアップになっても生身の人間とは思えない。今回の初々しい活動曲を聞いてから、前作のミニアルバム収録曲の方が好みだった事を確認、このステージは短縮版だったことさえ気付かなかった。
今週の出演者はハロビ、ポミニ、シクリ、T-ARAユニットN4とGirlsグループ色が強いのかと思ってた。本命のナイミュはGirls枠に入れるには凶暴過ぎる。ここ数日彼女たち巨人族の活動をWebで追いかけていたせいか、他の女性グループが子どもに見える。
劇場での音響は大き過ぎず丁度良かった。Sweetune印の『WILD』のサウンドが劇場に鳴るのは嬉しい。
この曲のカメラワークが難しいのは分かるけど、もうちょっと引いた時のツボを押さえて欲しかった。


『WILD』フルMVがあまりにエロティックなので、逆に人に勧め難いというジレンマに。
前回『Dolls』は実質メインボーカルのセラが主役の演舞だったと思う、今回は導線がこれまで以上に複雑で固定カメラで撮った『WILD』Dance Verでも確認できる。ヘミとヒョンアが存在感が強い軸になっていると思う。
美白だらけの中で今回ソンアはWILDな浅黒さ。メンバーそれぞれの色香の違いもハッキリ攻めていて、たじろぐ。
レッスン場でのDance動画を視ると脚のなめらかな流れとウンジの動きがより鋭い。ステージで履くハイヒールとレッスン用シューズの自由度の違いだろうか。


観終わってから分かった、他局Mnetの人気オーディション番組「SUPER STAR K1〜4」出身の男性4組がステージで顔を揃えていたこと。
ラストにロイ・キムの『春春春』が初1位だった。オールディズの様な曲のバンドDickPunksもボーカルが余裕で上手すぎる。ホン・デグァンのサビから後に伸びていく声は、劇場の高品位の音響だともう・・・得した感が凄い。


男性ボーカリストでは甘くハイトーンの歌声が多い中で、少しザラついた声質が魅力かなと思ったソロ歌手ソ・イングクもSUPER STAR K1優勝者だった。過去の人気曲を探したら、人気ドラマOSTのA-pinkウンジとのデュエット曲Mヵステージがスコブル良かった。


有名な男性ソロ歌手K.will、番組ラストのMCとの楽しそうな掛け合いの内容がサッパリ分からなかった。中継生放送だから字幕がないので仕方なし。


女性ソロ出演者の「Younha/ユンナ」と Juniel、芸歴の差はあれど日本での音楽活動が先という同じ経歴を持つ。
ユンナは日韓共にドラマOSTが多いかも、過去作をいくつか聞いてみた、今回の活動曲は良いと思う。


ステージではギターを持った Junielはインタビュー記事によると趣味は山登りで高校時代に東京で暮らしている時は高尾山に何度も登ったという。韓国も低山ウォークが流行ってるのかな。


「B1A4」

そう広くはないセットの中を縦横無尽に軽く歌い踊る。歌詞をファンが被せてくる声がとても近い、番組の中ではカメラワークが一番巧いと思った。時代を10周してミュージカル全盛期の愉快なハリウッド映画のよう。


その後「SHINee」のステージはベテランの境地。老成した太神楽の様で やれて当たり前みたいに感じてしまうのは損かも。