前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム

渋谷シネマライズで「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」鑑賞。
サービス過剰なくらいのボリウッド・オールスター同窓会は豪華だ、こんな半端なファンの自分でさえ20年ボリウッド映画を視てた事へのご褒美にあずかる。でもこれは日本のお客さんには単なる内輪受けと悪ふざけで有り難みが分からないだろう。本作で初めて知ったヒロインと名作ミュージカルシーンとのCG合成は恐ろしく上手で本当に感激した。ただし昔のインド映画をパロディにしてるシーンとか、アワードのノミネート作品とか、安っぽさで笑いを誘う作りは、先人たちへの映画愛が足りてない。脚本もここ数年日本公開されたボリウッド作品に比べると良いとは言えない。今も衰えを知らないスーパースター・シャー・ルク・カーンに頼り過ぎ。


しかし本作は絶世のヒロインを視るだけでモガンボ様は満足じゃ。