前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

KARASIA 2013 東京ドーム観戦記

会場に入ると白いお城を模った横長セットがステージに。夜6時開演予定から5分程遅れて始まる。
暗くなるとペンライトの光が会場を埋めている、どよめき。
予想はずれて前座なし。単独コンサに拘ったのかな。


宇宙空間のアバウトなCG映像が始まる(新興宗教風ナレーション)、ステージ天井に宙吊りの女性が舞う光の演出。映像ではメンバーが透明な結晶に封印されてたのを女神が光を放って解凍する。場内は光の演出。映像では宇宙から5色の光が東京ドームへ真っ直ぐ舞い降りる。


5人がステージ登場。メンバーの名前を絶叫する人が後を絶たず。


「PANDORA」最初からなのかっ!(ふたりで公式応援開始)
「スピードアップ 」去年のカラジア1曲目、周りはこっちの方が声援出てた。
「ジャンピン」おなじみの日本語Ver。周囲の声援MAX
「ドリーミングガール」


◎MC:挨拶、言い間違えでギュリ東京ドームを襲名。バラエティ番組のキャラとして尊大な態度を取るのはおなじみだけど、ちょっと視ないうちにでかくなったものだ。ギュリペンはこれから、巨大なモノを比較するときに使う「東京ドーム◯杯分」というフレーズを「ギュリ様だと何人分」と言える幸せを得た。カミリア仲間でしか通用しないけど。


(ソロコーナー)
CYNTIA OFFICIAL WEBSITE(ガールズメタルバンド)のバンド演奏〜
いつの間にかハラがドラムに座り、激しく打つべし、打つべし(ぶっ叩く身体のしなり方が凄い)
呆然としてると、今度はエレキギターに持ち替えて、唸らせ鳴かす鳴かす!
「 I Love Rock'n Roll 」(カバー曲)ハラの歌声が今までになく似合うと思った。
場内は歓声を上げながらも驚きの連続で呆然だったと思う。忙しい中で秘密裏にこんなハイレベルな練習を積んでいたのか、恐るべしハラグのエンターティナー魂。
省みればテキトウに生きて楽しんじゃってスンマセン、地道にコツコツ努力します。


スンヨンPhotoスライド 誕生から成長の記録、デビューしてからの活動、そして現在まで。ソロトーク、中学時代視たコンサートに感動して歌手になりたいと始めた最初の練習曲をスンヨンが今回のために日本語で訳詞した 「Strong enough」(カバー曲)を披露。余裕をもって歌いきったときの満足そうな表情もよかった。
「会場にいる今の皆さんがちょうど(遠い席からコンサートを視てた)中学の頃の私に見えます」と言われて困惑する。「この日を区切りにして真面目に行き直せよ、見ててあげるから」 とココロの私書箱に受け留ました。


(ここからソロコーナーから5人のステージへ戻る)


「ガールズパワー」
「キスミートゥナイト」 最新日本語アルバム「ガールズフォーエバー」収録曲の中から
どんな振り付けかと思いきやゴンドラに分乗して移動しながら歌いながらファンサービス
「Pretty Girl」 後方ステージ


MC この辺だったかな?会場を暗くして観客にウェーブを命令。


ウィンターマジック
「オリオン」
「今、贈りたい「ありがとう」」
つなげてサイモン作品集に・・・


(ソロコーナー)
ニコル チームでダンス 〜 「Humpin' Around」(カバー曲)
ニコルのダンスパフォーマンスは前回の「Beat It」で観客の期待値高い。しかし1万人くらいの会場までが生で見る側としてはベストかなと思った。


ギュリ ステージ上で白鳥の湖を〜 暗転して赤と黒のステージ。天井宙吊りから降り立ち「白昼夢」日本語Ver
高い所が苦手な女神が宙吊りになる演出は、美しいけどそれよりも早く降ろしてやって!と願った。
降りてからソロ曲「白日夢」ステージでの振る舞いと表情は、どんどん情念が増して凄みが出ている。


スクリーンに学園ミニドラマ〜ジヨンの通う学校。教室で男子たちがジヨンの写真を取り合う「俺のジヨン」「何言ってんだ俺の!」会場からも「俺の!」と声が掛かって爆笑。教室内にシラケた女子グループがスマフォからジヨンへメッセージ送信。外を制服姿で歩くジヨンが映ると、場内に同時多発嬌声。
会場に流れる驚きのイントロ、 ジヨンがピンク系のプリガ風衣装でステージへ颯爽と登場。制服の男女クラスメート(死語か)を引き連れて歌うは、ご存知「学園天国 」
懐かしさよりもズルいなぁヤラれた感の方が強い。これは観客にコールを返答させる強制盛り上げ曲だ。こうしてミッション成功。
オリジナルのフィンガー5の映像は全員集合で視てたのか記憶があやふや。キョンキョン岸田今日子じゃない方)のカバーシングルは89年だったのか、流石にこの曲は今まで沢山の人達がカバーしている


(ソロコーナーおわり)


ボーイズのドラム隊パフォーマンス〜
「 Lupin 」
「STEP 」
「Let It Go 」
エレクトリックボーイカッコイイ系の括りだったのか、知らなかった。


衣装を変えて登場。
「ゴーゴーサマー 」まぁ、これも強制盛り上げ曲で。
「ジェットコースターラブ 」今回はちゃんとHoo!に参加できた。
MC:これまでの感謝と挨拶。ここは文章化しない。できない。
「Rock U 」



(アンコール)
「ガールズビーアンビシャス」
「SOS 」


アンコールの掛け声で、公式ファンサイトはアンコールよりも「KARAチャン」に決まっていた。が、しかし、自分の周囲ではカラちゃんコールが大きかったけど、離れている人達とタイミングがズレてしまっていて、構造上の反響からかドーム内では何を言ってるのか分からない渦になっていた気がする。


(アンコール)
「ミスター」

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個人的には日本語曲が多めだったなぁと感じたけど、同行者は日本語曲が少ないと逆の感想だった。今まではダメ押しアンコール曲に歌っていた「ROCK U」をちゃんと舞台で歌ってくれたのは良かった、しかし韓国カミリアの来ている前で、韓国語でこれまでのお礼の挨拶をした後に、「最後は、これお姉ちゃんたち恥ずかしいんですけど、私達のデビュー曲です」と言った時「Break It!」を期待してしまった気持ちが、わずかな心残り。ラストにミスターを持ってくる所は、日本のファンに対して日本デビューの時の気持ちをこれから先も大事にして忘れないというメッセージなのかもしれない。