前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

KARASIA代々木参戦ノ備忘録

夕方5時に仕事終えて電車でハラ宿駅へ。同行者の方と待ち合わせて入った会場内は暑く天井近い空気が霧の様にもやってる。


開演直後にアニメが流れて、舞台に登場したのはKARAの韓国語曲「with」を歌うピンクのフリフリドレスの5人はDSP Girlsかな?
ミスターの時も若年のダンサーが舞台で堂々と両翼を務めてた。


客席の期待を引っ張って引っ張って最初に暗闇から赤い警報音と共に登場したKARAはスピードアップのPV衣装、ジャンピン、Dreaming girlとCOOLな曲を畳み掛け。


挨拶とMC入る。合図と共に電飾が消せない問題は、確信犯を別にすればペンライトの2段スイッチが原因ではないかと思う。


再登場は雨のSEからアンブレラ、ガールズパワー、Pretty Girlとカワイイ系を。早くも人力ゴンドラでファンサービスしながら後ろの島ステージへ異動しながら歌ったり。


ソロ曲コーナーは、足のケガから復活したニコルが超絶技巧で踊るリスペクト・マイケル・ジャクソン「BEAT IT」指先からつま先まで鋭くキレている。会場どよめく。


ジヨンのソロコーナーは、ギター弾き語りにあわせたミニメドレー時に「上手く歌えてないナ〜」的な表情がビジョンで映されてたり。


ハラの空中ゴンドラから甘い歌声でジャズのスタンダード曲「Love」。地上へ降りてからのオリジナルソロ曲演技はエンターテナーのハラを実感。カメラマンに囲まれながら歌う演出は時期的にアレだったけど。ボーカルが確実に上達してる。(音響の悪い代々木体育館でも)


深紅のドレスで男性ダンサー達と絡む情熱的なステージを魅せた女神。背景を覆う赤い炎が愛憎に焦がれるようなソロ曲と合ってた。


スンヨンは変わり技の演出で衣装が2度楽しめた。やはりソロ曲のボーカルがチカラ強い!ん〜もっと音響のちゃんとした会場で聞いてみたいぞ。


LupinのPVの世界を忠実に踏襲するCOOLな映像が会場に流れて、観客の期待を高揚させてからのLupinで再登場。間を置かずに激しいダンス曲STEP、Let it goとカッコイイ系の3連攻撃。


このあとニコルが観客席から男の子を舞台に上がらせてHoneyゲーム。客席へ帰す時はギュリが同行。うううらやましいぞ。


5月でもウインターマジック、会場の中はかなり暑かったのでWMは節電になった。気持ちの問題だが。
続いて切ないバラード曲のミッシング、日本語詩としては平凡かなと思ってたけど生で聴くと良かった。
「今贈りたい、ありがとう」ドレス姿で一列に並んで歌う姿はURAKARAのラストを再現してくれた。センターに女神。この日は最後まで感情的にならずしっかり歌い切ったのも逆に良かった。


で、波のSEで遂に苦手な曲が来るなとココロの準備完了、マリーンルックなのかな?ゴゴサマで再登場。こういう曲は盛り上がるものだなと体感。ジェットコースターラブで会場は最高潮。会場から掛け声の「Hoo!」が全曲中で一番揃ってた!


微妙な間の後で登場した締めの1曲はミスター。今思うとアンコール前のラスト1曲だけの為にミスターの衣装にして登場したのは、KARAにとって日本デビューの大切なスタート曲だから。


はじめのアンコール、客席の声がなかなか揃わない中で段々と合って大きくなっていった。


お約束の衣装とはいえドンキで売ってそうなパーティー衣装で「おいっ!」ってツッコミ入れたくなったけど、いい意味で合宿所時代のゆる〜い着ぐるみ寝間着を想起。人力ゴンドラでガールズビーアンビシャスを歌いながら備え付けの大砲で直筆サイン入りボールを観客へ向けて遠投したり、客いじり大忙し。後ろのステージ島まで異動して一周して戻って、SOS歌い終わりでなぜかハラがジヨンを引っ張って舞台中央へ疾走してきびすを返し階段登って、息切れしたジヨンが「た、助けてください!」。一回目のアンコールで引っ込む前にジヨンがまた客席へナイスな発言を。
お陰で、ラストのアンコール掛け声は最初から揃ってた。


ラストのラストで歌てくれたROCK U ! はピンク系のジャケット(背中に名前が書いてある)とパンツ姿。メンバー同士のじゃれあいが最後の最後まで楽しかったけど、代々木初日のニコル弾け過ぎ。どうかしているテンションだったYOYOYOYOYO代々木ぃ!


公演終わって原宿口からしか出られず、よくよく客層を見てみると若い。親子連れも目立つ、自分が想像してたよりも中高年はマイノリティだった。コンサ中では3曲単位で歌ってくれたので時々座って休めたのも、仕事帰りには嬉しかった。