前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

「美女はつらいの」女神拝観ス

大阪松竹座「韓国ミュージカル 美女はつらいの」昼公演を観て来た記録。
 

水曜深夜発の高速バスで新宿から早朝に大阪駅前着。千里の万博記念公園(9時半開園)へのんびり向かう。午前中は太陽の塔巡礼と民博が目的。太陽の塔は圧倒的な存在で居た、両腕の下が汚れていたけどソレも長年の味を醸し出してる。10時オープンのみんぱくは以前来た時よりも展示品が変わり観る人を楽しませる工夫がされていた。別館の特別展「千島・樺太・北海道 アイヌのくらし ードイツコレクションを中心に」大急ぎで視たのが心残り。


モノレールから乗り継ぎ地下鉄なんば駅へ。商店街の喫茶店で急ぎカフェインを摂取してから大阪松竹座へ。
平日昼ということもあって、客層は9割強が女性という超アウェーな会場、年齢層高めなお客さんの会話から地元色を、不思議な匂いを感じる。相手役マンソクのファンも多かったと思う。前から7列目の席は期待以上に舞台から近い事が判明。両脇の電子掲示板に日本語字幕が出る。設置場所が高いので舞台に近すぎる客へのハンデの様な感じも・・・
ストーリー自体は簡単なので0.3秒で字幕に視線を、目の前の舞台で歌い踊る実体としての女神を全神経で感じる事になった。


自分が観た回でギュリ主演の本公演は11回目。KARAのメンバー中でやはり伝統的な芸能人としての佇まいを感じる。声だけでも華があり存在感がある。当然、日々の疲労が心配になる。
ギュリペンとしてのジレンマ、練習や稽古が無理なく出来るスケジュールで活動させてあげたいと願う一方で、今回の様な大衆芸能向きの良質な舞台で、歌って踊る女神本体を近くで視れる喜びを同時に痛感する。
フアン心理の身勝手さは自分の中にもある。


ギュリが頑張っている演技を見ながら、パダ主演の回も観てみたいと思った。