前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

MUSIC BANK in東京ドーム K-POPフェスティバル

今回チケットを取ってくれたKARAペンとオス2人でコンサート観戦。
開場開始から入る、一階一塁側の席に座る。視界右の外野壁寄りにステージが見える。目の前のアリーナ、向かいの最上階まで見渡す、この空いた席に客がどれくらい埋まるのかな?と不安になる。


そんなのは杞憂だった。開演直前には満員。(韓国聯合ニュースによると観客数45000人)恐れていた通り自分たちの周囲は全員女子。今回の客層は9割女子かと思う。実際年齢層幅広い。人生の先輩、妙齢の方から学校帰りの子まで。


会場の照明が消えると、同時に大歓声と総立ち。
最初からまさかのKARA登場、黒と銀の衣装。韓国語版オリジナルのミスターが1曲目。
次にJumping。選曲に異議なし!
今回のようなオールスター夢の饗宴なら他のアーティスト目当ての観客も居るだろうに、それを感じさせないドームの一体感。
歌い終わってメンバーの簡単な挨拶、次はLupin~場内大歓声。


イベント予告動画でギュリが言ってた「KARAのダークな面」を巨大なドームの舞台で日本のK-POPファンの前に存分に見せつけた。それがナニヨリ良かった。


MUSIC BANKの番組MCヒョヌにギュリ、ハラが両脇に付いて韓国語と日本語同時MCを開始。ビジョンには日本語字幕が流れている。


若手のグループ紹介として
インフィニット 2曲 会場また盛り上がり


◎ピアノのイントロ「To Me」でレインボー登場。

自信に満ちた7人の舞台。
ウリのラップと凛としたキメポーズ。
スンアの抑えた中低音が、
ジスクの華のあるボーカルといつもの表情が、

ジェギョンの甘いボーカルが、音響が悪いはずのドームに綺麗に通る。
間奏のブラックスワン・ダンスでの静寂と、激しく繰り返される
「ComeComeComeCome To Me!」


リーダー、ジェギョンの合図で日本語挨拶、9月に日本デビューしますと言って2曲目のオリジナルの「A」を披露。でも今回は服をめくってお腹をみせられない衣装。
これって先月のKARAファンミでの曲順を逆にしただけかな?
Aはセクシーさを強調したかなり激しいダンス。


UーKISS 登場で2曲。周囲の女子は黄色い歓声で盛り上がる。


ソロシンガーのIU(アイユー)登場、3オクターブの音域を持つ女子高生。観客「カワイイ!」を凶暴にしたようなドヨメキ。(一部不適切な表現を含みました)1曲終わって日本語で挨拶して、2曲目はドラマOSTかな。


ペク・ジヨン登場 ベテラン女性歌手の出す歌謡曲モードで会場の空気が変わる、一昔前の歌手を対戦させる番組で再度人気に火がついたという。ボーカルの細かな機微がドームに通る。基本的に歌手が巧いなら音響悪くても観客に届くって事かなぁ?ドラマOSTの流れで再度IU登場して歌う。

再度UーKISS登場。


第一部のトリに2PM。客席はもうこの世の終わりのようなボルテージ。 3曲中2曲目は日本語版だった。
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途中に小休止なく第二部突入、
4Minute登場。 2曲目「ミュージック」は日本語版。


新人枠の紹介で
ガールズとは呼びにくいアダルトな7人組RaNiaの舞台。うーむ。ラスベガスのShowっぽい。
このダンスって、韓国で放送出来るのかな??
ボーイズのXー5、さすがに認知度低いけど、観客は興味しんしんで食い付いて見てる。


ある意味今回一番のお待ちかね、トロット王子、パク・ヒョンビン登場。衣装からシャバンシャバン! 一曲目「アットゥゴ」アッチチッチ?2曲目は日本語版「シャバンシャバン」。この人の甘い声もよく通る。美術大学では声楽を学んだとラジオ出演で知る。同KBSの長寿番組「全国のど自慢」ゲストでも何度か視た。


東日本大震災で被災した方を番組が会場へ招待していることを紹介、代表者として男女2人に舞台に上がってもらってギュリとハラがインタビュー。震災の話を短くしてから二人に誰のフアンか訊くと、ニコルとスンヨンの名があがる。これには同行者と顔を視合わせ苦笑。
同KBS「青春不敗」軍隊体験の回で、若い兵士のロッカールームに貼られたスンヨンの写真を見つけたハラが喜んだのもつかの間、あたしじゃないんだ!もういい!とスネるシーンを想起。


シークレット登場でマドンナドンナドンナ〜、自己紹介でなぜか白紙ソナが観客の笑いを取っていた。可愛さを強調する衣装。2曲目は最新曲「Starlight Moonlight」


野獣アイドルBEAST登場で、またドームがこの世の終わりのような歓声。
2曲目は日本語版だった。


このMCコーナーでKARAのふたりが不在、次のコラボ出演のためと知る。


ペク・ジヨンと2PMのテギョン、濃密でオトナなダンス。


◎KARAと虹ちゃんのコラボ、カレー。Norazoのコミックソングとは無関係。
ヒョニョンが出演前にTwitterで衣装紹介してたのはこれだった。
5プラス6(ジスクは練習に参加できなかったと思われる)と大人数で可愛い衣装だと、なんか国産アイドルっぽい。
虹ちゃんの魅力が活かされてない・・・
とか思いつつ、この夢のコラボを脳に焼き付けるので必死。
ギュリとヒョニョンのダブルボーカル、なぜか「芸能者」を連想。
女神はお顔の大きさが歌舞伎役者っぽいし、虹ちゃんの末っ子にしてメインボーカルのヒョニョンは、韓国伝統芸「パンソリ」が特技とあって、喉を押し殺したやうな独特の声とコブシが回る。ビジュアル的に最エロな大怪獣ジェギョンが動なら、スンアは静。スンアはハラとジヨンとオーディションで同期だったとか。今一緒に舞台に立つのも深いストーリーがあるはず。
ただ、この位置での登場は損だった。だって次が・・・


ソニョシデが白い衣装で登場。最後に韓国で出した「Hoot」。肉眼よりもビジョンにひとりひとりの天使が映される度に、ドームに絶叫が響く。オリジナルのGeeを斜め上から見てもダンスのフォーメーションが綺麗。ソシペンの掛け声が統率取れてる。う、うらやましい。2曲歌い終わってスヨンが流暢な日本語で挨拶はじめ。最後にRun Devil Run。楽曲の持つ黒ソシの強い魅力よりも今日は可愛さが勝ってる。黒髪のジェシカをはじめて視た。髪型のせいかテヨンの顔が小さく見える。ひとりひとりへの感想は止まらないので略ス。


トリには日本のK-POPブームに火をつけた東方神起。宇宙の終わりのような阿鼻叫喚と地鳴り。他に書き様が無い。


自分の周りにいた観客は本当にK-POP全般が好きな人ばかりだった、アーティストへ惜しみない声援には敬服する。男と違って自らの審美眼に素直というか、ボーイズでもガールズでもトロットでも一緒に楽しめてる。巨大タマゴの中で女子パワーの凄さに圧倒されて、明日の日本を丸ごとオマカセしたいと思った次第です。


コンサートのフィナーレに出演者が出て花道を行ったり来たりして観客へ別れの挨拶。
グラウンドと観客席の間を車で移動して挨拶。はしゃいでるジヨン、スンヨン、ニコル組。テヨンとスヨンとソヒョン組がステージから遠い観客のために1周してくれた。あ、ボーイズは割愛。


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ソニョシデはこの先も大事に大事に長く活動して欲しいと願う。自分にとってはありがたい菩薩像を拝ませてもらうような存在。SMの世界戦略が気になる。どこまで本気か。
KARAは今や日本のTVで可愛いマスコット扱いだけど、秋以降の韓国での本格活動再開に期待。
RAINBOWは日本で人気に火が点く前にもっと近くで舞台を見たい。


以上。急速に記憶が消える現場からお伝えしました。