前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

KARAと偽キャンディーズ

本日仕事帰りの山手線車内でKARAのTBC広告ポスターを見た。気付くまで少し時間が係かったのは、ポスターの描画っぽい加工のせいもある。女性がターゲットの広告写真を見る度に、美的感覚が男のそれとは違うなと思う。


解散危機の前に決められていたスポンサーが、予定通りイメージキャラクターに使ってるのは有り難いと思う。


KARAと同じ車内の中吊りに、ニセキャンディーズの6億円くじ広告。長く人間をやっていると、ときどき時空のホツレに目眩がする。
基本的にくじ広告って悪趣味なくらいの派手さと頭の悪い金の使い方が特徴。とはいえ、これは視覚的にツライ。パロディにもなっていない。解散当時はまだ小学校高学年だったので、キャンディーズ愛は薄い方だけど。当時のファンがこの広告見てどう感じるか企画会議で話し合わなかったのかな?リスペクトが感じられるコピーのひとつでも入ってれば別だけど。デカデカと「キャンディーズです」って言い切りは火に油を注ぐなぁ。


数字を稼げそうな一発芸人・時の人を作り出して、短期集中で露出、飽きて捨てて、また即戦力を探す、この連続した運動を繰り返す情報メディアには虚しさしか感じない。