前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

突然。自転車買い替え

日曜の夕刻、都心での用を終えた帰り、自転車で急勾配の坂道を登ってる途中で突然
『バキッ!』
降りて少し道を戻ると、後輪のクイックリレースレバーの車軸が二つに折れて路面に落ちてた。拾うと黒い油がベットリ手に付く。


・・・レバー部分の緩み?
以前に走行中タイヤが左右にブレてフレームを擦る事があったので、レバーを締め直した事は確かにあった。今回は緩みの予兆に気づかず。後輪タイヤの空気入れやブレーキパット交換とブレーキワイヤー調整も先日したばかり。それがいきなり緩んで折れる?


起きた事に呆然としつつ、ここから自宅までは約4〜5キロ、記憶にある自転車屋が近くに無い。後輪を片手で浮かせて街中を押して歩く。サドルを持つ手が痺れるし、だんだん後輪がフレームから外れかかっていく。これから開いてる自転車屋に持ち込んで、部品取り寄せ頼むと何日掛かるのかなと想像して、半分他人事のように落ち込む。
最近引っ越してから、近所のあてになる自転車屋を探したけど、技術立国日本の静かな斜陽と高齢化社会をモノローグで語りたくなるよな2店だった。都内を走ってると自転車ブームを実感するけど、メンテで頼れる近所の店ってまだ少ない気がする。
簡単な修理や調整や部品交換は、自転車専門ショップでパーツ買って自分でやった方が賢明だと思う。


冬は日没も早い。自宅まで500メートル近く、記憶におぼろげにあった街の自転車屋が開いていた。
店主に愛車の壊れ具合を診てもらったら浮かない様子。部品取り寄せで後輪周辺の修理すると結構高額になるとのこと。取り扱いしていないメーカー製、自分の店で買ったお客ではないので面倒なのかな。
とはいえ、これから半壊状態の自転車を引いて他の店を探す気力が無かった。
良心的なくらい商売っ気を感じないご夫婦のやっている街の自転車店。展示品を見回して買い替えすることに。今と同じ3万円台、雨でも年中乗り回すオレ用に。
これが長持ちしない原因かっ。