暴動と呼ばずに
今回は本当にグダグダ〜と酷い日記に。
7月5日から報道されているウルムチ市街での凄惨な数字。
中国政府が言うところの『偽満洲』時代に日本人が他の民族へやった仕打ちを、
今現在漢民族がチベットやウイグルで行なっている。
歴史上の加害者側はいつも口の達者な子供のようで。
新華社が流す漢人の被害者映像は意図的で、正当化どころか逆効果でもある。
ウイグルの大きな町では当たり前になっている漢族の方が多い居住区で、
少数のウイグル人への報復を煽る映像になっている。
いわゆる『国際社会』戦略的ビジネスパートナーは今回も冷淡だろう。
イスラムへの無知からくる恐怖と敵視。
あるいは『テロとの戦い』商法。
無実の市民をテロ容疑者として拷問し殺し、生き残りは復讐のため本物の殉教者になるという悪循環。
正しい歴史認識だの、いいこと探しだの、人間ドラマには興味はないけど、
抑圧と過剰な支配が、さらに過激な信仰心と無駄に熱い祖国愛を生むのは確か。
騙るほどに気が滅入る。