前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

毎日自家焙煎

今年始めてから今日まで続いてる自家焙煎。陶製の煎り器とガスコンロで毎日煎る煎る〜。
時に香りの近所迷惑を気にしながら。先日からはインド産を初体験。ババ・ブダンを煎って挽いて飲む。酸・苦の主張がマルい飲み心地。


未熟者が生豆を20種類近く手で煎ってみた違いを少し。


●生豆からの違い
生豆の品質はAランク等で表示されているけど小売店によっては玉石混交。小石や変形豆が多く入ってる粗悪なものもある。今買ってる店はちゃんと選別してくれていて死に豆も少ない。


●浅煎り〜深煎り シナモンからフルシティまで
中火〜に直接当てず手煎り器で振っても、豆全部には均等な熱量を加えられないので、大なり小なり焙煎ムラが出る。本日の写真がそんな例。自分は味覚も飽きっぽいので、毎日微妙に違う味(失敗)を楽しんでいる。ひと品種だけ極端なムラに仕上がる豆があったけど、これは出荷前の乾燥工程で飛ばす豆の水分含有量のバラつきが原因かなと思う。


●案外汚れる。
ブラジル豆は煎ってると皮カス(チャフ)が大量に出てきて、熱せられた空気に煽られ時折発火しながら舞うので豪快。でもガスコンロまわりの掃除が必要に。チャフが目立たない豆もある。


●豆の大小
ジャンボ・ブルボンなど大粒の豆は手煎り難度高いうえに、手回しの挽器では刃の手前の穴が小さいと豆が浮いて何度もカスル。逆にショートビーンズなど小粒豆は煎り易く挽きやすい。そのかわり煎り止めの目安、豆の表面の色の変化、脂分が浮くとかの現象が少ない。


生豆を買って自宅で煎ると新鮮な飲み心地かつ圧倒的に安上がり。でもプロが専用機械で焙煎した豆に比べると淹れたての香りはまだまだ弱い。街では自家焙煎の店が確実に増えている。未体験のコーヒー好きには一度はお薦め。