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去年､ルイジアナで起きたジーナの６人(白人黒人グループの生徒同士のケンカで黒人側に懲役１００年)に関連して､リトルロックの９人､の存在を知る｡
全米で起こった黒人の公民権運動の初期、アーカンソー州リトルロック校に初めて9人の黒人生徒が編入された｡妨害の渦の中､大統領の命で米軍空挺部隊に守られてようやく登校したという。
50年後に【デモクラシーナウ！】　スタジオで当時の黒人生徒のひとりだった女性が語った話が､番組を視終わってからも頭の中で何度も勝手に再生されている｡

白人ばかりの学校のなかに入って察したのは､全校生徒の中で75〜100人が自分達を排除､危害を加える可能性があり､1900人は傍観していて､助けてくれるのは20人､という事｡

なにもしない人々の圧倒的多さと、２％も居ない行動する良心。
映画ミシシッピーバーニンｸﾞを例に､当時のナチュラルな黒人差別社会を語ってしまえばそれまでの話。そして今は巧みに隠された人種差別の社会｡

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数字は勝手に一人歩きして､社会一般の普遍性ある比率へ当てはめてしまう｡