前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

サスペンスアクションドラマの終り

少し期待して最近のインド映画を都心まで観に行く。共演の知らない女優さんの方はかなり魅力的だけど、先が確実に読める「どんでん返し」ストーリーでは・・・悪い予想が当たってハリウッド流の都会的な映画だった。落胆しつつ自転車こいで帰宅。


とはいえインド映画輸入の貧困な日本で、これらを上映するまでの関係者の苦労を思えば、単純に批判はできない。
ただ、末端のインド映画好きとしては、ハリウッドで量産されてる作品群と同じ教科書的な創り込みを、インド映画で視たいとは思わない。まぁ今時の豪華なボリウッド映画の時流なのだろうけど。


昔のハリウッド映画に源流を持つインド映画のミュージカルシーン、無駄に絢爛豪華な民族衣装と超技巧の舞踊や民族楽器の高速リズムが詰まった、土埃舞う疾走する感情むき出し映画、自分がハマってたのはインド娯楽映画の目茶目茶ハッピーな時代だったのかもしれない。