湿ったアピール
夕刻から嵐のような雨、近所の小学校の校門に黄色い幡【ノーテレビデー】と書かれているのをみて軽い目眩。青少年の健全なナントカを唱えるおおよそ主張は想像できるが、その方法はどうなんだろう?
その感想は先日読んだ本にもあてはまる。
- 作者: カレラースン,Kalle Lasn,加藤あきら
- 出版社/メーカー: 大月書店
- 発売日: 2006/06/01
- メディア: 単行本
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反広告 アドバスターズという運動は数年前に知った。このブログを始めた頃は恥ずかしながら海外のサイトから企業広告のパロディ画を無断盗用して貼ったりもしていた。画像で見ると彼らの主張は面白く伝わるし笑える。ところが文章だと上滑りする妙。
アンテナ登録している独立系メディアのデモクラシーナウ!日本語版で動画紹介されている、巨大ショッピングセンターやウォルマート、スターバックスやディズニーランドへ乗り込んで【無買】を布教しているビリー神父と聖歌隊のドキュメンタリー紹介を見て、久しぶりに興味が湧いた。
彼らのパフォーマンスは滑稽で一般買い物客からも笑いをとっている、一方で彼らを逮捕したり追放したりするブランド企業側の不自然さが露骨にあぶりだされている。
クリスマスは狂ったように買い物するための日ではない。近所の商店街でなるだけ自国の商品を買いましょう。ディズニーマジックを解かなくては。
まずは笑わせてから。