前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

にわか自家焙煎巡り

正月明け珈琲焙煎豆専門店で煎りたて挽き立て珈琲を味わってショックを受けた(←前回までのあらずじ)。

以来、仕事先の途中に点在する自家焙煎豆の店を訪ねては200グラム豆を買って帰って飲んでいた。喫茶店に業務用焙煎機が置いてある店が多く、開店前や閉店後に煎っている様子。お店の焙煎は味に大きな違いが感じられず【飲みやすい】、プロが技術を身につけると到達する味なのかと思う。それぞれ豆の種類に合った煎り方で、珈琲の酸味・渋味・甘味・香味のバランスは変わるので、店それぞれの味の好みによる違いは感じる。


焙煎豆の小売りを大雑把な3つに分けて、特徴を書き出してみる。


●注文を受けてから生豆を煎るオンデマンド焙煎専門店。想像以上に香りが強烈!チェーン展開している店はそうでもない場合もあり。それでも味の5割以上は香味では?逆に豆各種の持つ特徴が総じてやわらかく感じる。煎りたては香りに押されて酸味や苦味などの違いが弱い。この種類の店はまだ少ない。業務用や通販専門店もあり。


●自家焙煎豆&喫茶店 売っている豆は、香りは強くなく味にも店それぞれ特徴がある。増量気味だったり、、豆の皮片が多く入ってたり、香り味を楽しむ人気の店も多い一方で、お客の少ないお店だと、休業日明けにまとめて煎っていたりするので、新鮮味を重要視するならこの日。焙煎から豆をしばらく日を置いた方が味と香りのバランスが取れるという説もあり。


●スーパー・コンビニで売っている市販の珈琲豆。封を切って一杯目だけ美味しい・・・と思ってたら、自家焙煎豆を体感した後は香味ゼロに感じる。好い点はなにより特売で安い。豆の酸味苦味など特徴が際立っている。香味が希薄だからか?工場でそういう特徴を出すべく焙煎してあるのか?


などと評したころで人の倍の濃さで飲んで200グラムを4日で消費するカフェイン中毒。味覚はやや異常なり。