ルワンダの涙

｢ルワンダの涙｣　SHOOTING　DOGS　2005年　英・独
先日、名画座で観る。
1994年ルワンダのクーデターから始まったフツ族によるツチ族虐殺の現場を､実際の生存者までエキストラに起用した再現ドラマ。凄惨な描写を覚悟して観たら､思ったより抑えていた｡怖くて視れない映画にするより､多くの人に観て欲しいという選択なのかと思う。わかり易いベタな邦題も。
おそらくこのドラマの主題のひとつ､アフリカにおける神の愛、理想と現実｡の問いかけが個人的に共感するものがない。キリスト教信者ではないから･･･だけが理由では無くて､これを説明するのは未だ練れてない。
原作になっているというジャーナリストの本音や､虐殺を阻止できない駐留国連軍の大尉の苦悩に､より時間を割いて欲しかった。