前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

布教と革命の粉飾決算

底冷えで腰痛が再発した今週、自転車での仕事帰り道に電飾イルミネーションで飾った家を幾つか目にするようになった。日没が早いせいもあり。


今月後半は何故かキリスト教の布教について考えさせられる本やらドキュメンタリー・インタビューなど摂取したので、消化しきれない残滓が身体に溜まっている。


有名なアメリカ人テレビ宣教師のパット・ロバートソンの映像を「デモクラシーナウ!」で初めて視た。なんだか石原慎太郎と重なる。目がオドオド泳ぎながらハッタリかますとこなど。番組ではブッシュ政権を含めて彼らをドミニオイズム/支配主義のキリスト教 急進右派と非難するジャーナリストが、マルチ商法まがいの布教と世界の紛争地への投資について詳しく語っていた。【トロツキー永久革命の腐ったかたち】という言い方も上手。
格安の移民労働者を使い続けたい企業側と、民族排他的な教団グループには対立と緊張関係があるが、「健康保険もいらない失業しても神様が面倒を視てくれます」と騙って労働者を従順にさせる面では、最低限の社会福祉すら免除された企業経営者と教団経営者との共生関係は悪魔的に面白い。無知を利用した異国・異教徒への恐怖と憎しみを煽れば国民の不満はそちらへ誘導される。振り返れば日本もそうか。


毎日ブログを書く意味なぞ無いと思うのに今月もバカを続けてしまう。