前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

ネットとラジオと愚僧

NHKラジオ第一での祝日特集番組「いまネット社会で何が起きているのか 3」 
を聴く。前回分の内容の記憶があやふや。利便性と安全性について・・・等々だったと思う。今回のテーマはテレビラジオ放送局とネットの融合について、様々な取り組みと問題点と可能性など。旧来の聴取者アンケートは無意味だったと思う。
ゲストを迎えての対談では予想通り放送局側からのYOUTUBEなど動画サイトと著作権侵害についての言及が多かった。
商業ベースに乗らないという有料コンテンツにお金を払いたいか?圧倒的にノーという番組の設問も妙だった。


ラジオとネットの親和性について、TBSからのゲストの発言で、ポッドキャストでの放送配信がTBSラジオのマイナーな深夜放送でも約50万件あるという例は面白い。電波でカバーする限定範囲を超えていつでも聴ければ番組聴取率は予想以上の桁になる。もっともDLだけしても冒頭部分しか聴かない可能性もあるけど。
昼の情報番組ストリーム 2時のコラムの花道サイエンスサイトークなどは相当数DLされているのではないかと思う。
バトルトークラジオ アクセスの初期のように番組連動のBBSや投稿メール、選択のセンスで生放送が展開読めないくらい面白くもなる。


アナログとデジタルの混在の今、既存のコマーシャルをどう入れるか、制作サイドの権利関係とか新しいルールを模索中な状態が続いている。既存の放送を見て思うのはスポンサー広告と番組内容に酷いギャップがある時の不快感。これは広告代理店の怠慢もあると思う。
動画の違法UPについて、愚かなブログ書き(俺)に偉そうなことは言えないけど、NHKに関して言えばデジタルアーカイブス事業に本腰をいれてない気がする。人気作品のDVD化販売と無料の映像データベース双方は親会社の方針が曖昧なままゆっくり運営している様に外野には見える。
民放にも放送ライブラリーがあるけど一般には知名度が低い。商品化と公共化の帯域は広い。