前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

夏木マリの魔性

悲しみ上手(紙ジャケット仕様)

悲しみ上手(紙ジャケット仕様)

夏木マリ 悲しみ上手
1977年のアルバム復刻版を聴く。
付録の解説を読むと、お色気歌謡ブームからは少し遅れた歌手だったとのこと。これより前のヒット曲『絹の靴下』と、テレビドラマや映画で放つ影の濃い色気が【夏木マリ】のイメージを固めてしまっている。


『悲しみ上手』このアルバムは濃密な色気よりも可愛く、聴き易い・・・と余裕だったけど、8曲目の『裏切り』で脳の海馬を直接刺される。サビの部分が吐息と囁くようなあえぎ声。・・・・・・ずるい作り。80年代後半から活躍したインドPOPのアリーシャのデビューアルバムを繋げて思い出す。
恐るべし夏木マリ、リアルタイムで聴いてたらオカズにしたに違いない。当時はまだ小学生だったから命拾いしたぜ。←支離滅裂