前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

どこでもマイノリティ

新しいW-ZERO3[es]アドバンスの中刷り広告を目撃した次の日、通勤中の車内で03[es]を使ってるひとを視た。四葉のクローバー並にまだまだ少数派。
引っ越すので通常のネット接続は今月いっぱいで解約。しばらくは03[es]のみ。高速化サービスでストレスは改善されたけど自分のブログは無駄に重いので設定を色々変えてみる。ページに動画を貼ったら表示途中でフリーズするし。


2ヶ月の旅で03[es]を日記作成やPDFファイル閲覧に使った。タップ回数が多くて液晶保護シールの表面はキズだらけ。バスターミナルなどでの待ち時間に使えるし、現地のパソコンで上網して地域情報をアダプタ接続のminiSDへダウンロードしたり、と使った。カメラ機能と音楽プレーヤーは別に専用機を持っていたのでほとんど使わなかった。
予備を持っていたけど、やっぱり電池の持ちが悪いっ。


中国のあちこちの街で人々が使っているケータイは2年前と激変していた。日本と同じような折りたたみ式が増えて着うたは当たり前、イヤフォンマイク付けてハンズフリーで話すひとも多く居た。PDA型も何種類か見かけた。そのせいか雑踏の中で自分の03[es]をフルキーボードで使っていても殆ど注目されなかった。


中国大陸のテレビは国営とはいえ多チャンネルで民間企業の広告枠も多い。向こうのテレビショッピングを視て、昭和の昔なつかし【ゾウが踏んでも壊れない筆箱】を思い出した。ケータイを踏んだり投げたり液晶をペンで刺したりお茶をこぼしたりしても大丈夫!みたいなアピールをする。
よく流れていた万能携帯の長いCMドラマも大袈裟だった。
ジープでオフロードを走る主人公が使っているケータイ、電話とメールはハンズフリー音声認識動作(ムリ)、音楽プレーヤーとして鳴らせば仲間で踊り、ミニコントローラーを付けて迫力満点のゲーム・・・。仲間のケータイが電池切れする中で、主人公は本体と同じサイズの太陽電池バッテリーを取り出し、接続して充電する。
その面積で蓄電は弱すぎると思う・・・とはいえ内陸の太陽光線は、反射鏡の上に置いたヤカンでお湯が沸かせるくらい凶暴だから説得力アリかな。そんな視聴者からの疑いを察知してか、CMドラマは曇りの日には薄型の手巻き充電機を取り出してぐるぐる『永久に動く!』とだめ押し。


どうせならマニ車+蓄電バッテリーでいろんな端末に電源供給できる商品を開発して欲しいぞ。


と、書くと日本人の中国駄目商品なイメージを助長するだけかな?いやもの凄い速度で技術革新しているのをお忘れなく。
有名な家電製造量販のハイアールは住宅からエステ業界にまで業務展開していた。
均一な街の風景というかグローバル化は旅行者にとっては便利で退屈。