前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

巨大近代都市 北京





朝。北京郊外の北西にある圓和園までバスを乗り継いで行く。
途中で北京大学の敷地内へ寄るも、目当ての考古博物館は派手に修復中で入れなかった。
名門大学の西門は見学の小中学生の団体など廻っていて、ここも立派な観光地と知る。

北京大学西門沿いに北へ。


ここから広大な庭園の[臣頁]和園summer palace〜圓明園と歩いてみる。郊外の詳しい地図を持たずに歩いたら、曲がりくねった道ばかりで難儀する。視たいと思ってた圓明園の方は結局入り口が判らず、陸橋の車道に阻まれたりして、遠回りしたら元歩いた道へ戻ってしまった。すでに体力を消耗。たとえタクシーを拾って入園したところで見学して歩く気力がない。どうも歩き出すと疲れ果てるまで停まれないクセがある。機械部品の卸売り通りやら、生活臭漂う未舗装の住宅地とか。


そこから昼食にバスで魏公村地区へ行く。だいぶ前に大学生向けの安い民族料理店が多く繁盛するも、再開発で様変わりしたそう。広い通りと大学に向かった細い通りを視て廻る。昼の1時はまだどこの店も混雑して独り客はどうも入れそうにない。
バス乗り換え駅の動物園前まで広い道路を南へ歩いてみる。停留所の数は少ないのに結構遠い。


なんとか宿に戻って遅い昼寝。向かいのベッドに滞在していた中国人の女の子は夜行寝台列車で故郷へ帰るという。遠いし、新学期が始まる9月この時期に寝台の切符を手に入れるのは大変だったろう。上のベッドの留学生も昼前にチェックアウトしていた。
こうなると自分だけが、白人カップルにとって邪魔な存在になってしまう。ドミも結構気を遣う。いや向こうの方が気を遣ってたかも。


中国国内のみの青年旅舎 連鎖店とは別に、ここは国際ユースホステル加盟なのに同じ入り口から地下一階にカラオケバーが営業してたりする。幾ら掛かるか怖くて入れない。ホテルの従業員に聞いても知らないという。
自助式・量販式と書かれた街のカラオケボックスには、一度行っておきたかったけど機会がなかった。これは後悔ばかり。