前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

北京入城

朝7時05分発の北京行きバスに乗る。
首都まで200キロもない路線は35元くらいのバスと50元の豪華バスが運行していた。時間調整したつもりが窓口で50元の方を買わされる。案の定出発時刻に3人しか客が集まらない。チケット料金の5〜10%は客運局に入る。客はターミナルから乗らずに街のあちこちでバスが来るのを待って乗る。おかげで高速に乗ったのが2時間後だった。地元のルールを旅人がわかるはずもなく、馬鹿正直に50元も払って、この距離で到着まで半日係ると不愉快。途中の高速道路でも渋滞がいくつかあった。


昼に北京市内の六里橋長距離バスターミナル到着、道路表示が判りやすくスムーズに路線バスに乗り換える。特2の二階建てバスの車内は外見と裏腹に蒸し暑かった。西駅でバスは満杯になる。教えてもらったユースをめざして地下鉄近くのバス停で降りる。ユースは大通りから少し奥にあった。ドミトリーはさいわい空いていて、変則5人部屋の二段ベッドの下。すぐに上のベッドも客が入る。


上のベッドのスペイン人青年は重慶にある大学へ9月から留学に来たという。お互いカタコトながら中国語で話す。対照的に向かいの中国人の女性は英語で話したがる。どうも海外留学を望んでいるよう。
斜め後ろの白人カップルはいつも一緒に行動していた。彼らの旅のルートは訊きそびれる。


珈琲豆(粉)が切れたので、隣の地区にあるウォルマートで購入。輸入食品のコーナーに置いてあった。低カフェインとかバニラフレーバーとか種類も豊富。
同じ通りの「そごう」地下食品売場でも手に入る。


夕方から西単にある北京図書大廈へ。巨大な本屋でも中は吹き抜けだったり、音像コーナーもあるので、東京の巨大本屋に比べると売り場面積はそうでもない。日本は書籍の出版量が異常に多いから比べようが無いけど。
上の階から順に視て、地図2種類と北京のお店ガイド本など購入。音像の階はさすがに品揃え豊富、気が付くと9時の閉店を促すアナウンス。