前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

撫順戦犯管理所は本日入場料免除

撫順

朝9時頃に宿を出る。北駅から瀋陽駅まで市内バスで移動して、駅の向かいの道から撫順へ頻発しているバス「雷鋒号」へ乗る。9元。出発すると曇天から土砂降りの雨。途中で雨の帯は抜けるが天気はよくならず。霧のような見通しの悪い日が続く。
1時間半で撫順駅前に到着、直前に目に留まった宿へ、賓館で部屋にパソコンがある98元のツインに泊まる。
部屋のサービスガイドに街の路線バスが親切にしるしてあった。それを見て北にある撫順戦犯管理所へ向かう。この日は日本の終戦記念日であり、この国の戦勝記念日なので入場料20元が無料だった。




敷地内での戦犯の暮らしがうかがえる施設とパネル展示、



最後に中帰連の活動を展示するブースで、中国人の団体に解説していた若い係員に、「どこから来たのか」と訊かれる。お見通しだったようで、「日本から来た。」と答えると、書籍を売っている職員を紹介される。40年近くも管理所に努めて、当時の記録を執筆されている方だった。日本語版の書籍を買って礼を言って出る。
自分が読んでいた本は寄贈しようかと思っていた、のが表紙を見せるだけでタイミングを逃す。



頭を冷やすため歩いて宿まで帰る。やたらとカラオケバーが密集する通り。部屋のパソコンはネット設定が切断されていたので、ねばって部屋を替えてもらう。ネットからフリーの画像処理ソフトをダウンロードしようとして失敗。しかたなくPCにインストールしてあるソフトでweb用に加工して、何枚かブログへup。
回線が遅くて時間が係る。