前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

内モンゴルを南下して

konton2007-07-25

朝、阿里河からバスで南東の大杨树DaYang Shu( 大楊樹)まで行く。3時間くらい。
途中から山の風景は消えて、なだらかな耕作地に変わる。


到着後にまた次の大きな街へバスの切符を買う。待ち時間に繁華街を荷物を背負ったまま散歩。英語教室から子供の輪唱が聞こえる。



昼飯も安食堂で店の小娘が何を訊いてるのか聞き取れない。田舎者を小馬鹿にするよな応対。都会よりもこんな地方の町の方が、態度が露骨に出る。



南の讷河ne heまで3時間半。乗客がたった3人で定刻通り出発するも、町中をダラダラ。郊外に出てから10名くらいの工員と工業機械をバスに積む。途中から乗った若造2人が車内でやかましく話、耳と神経にダメージ。手前の尼尓基で広大な湖とダムを通過、民族園のような敷地もあった。ここまでが内モンゴルで、終点の讷河は黒龍江省


陽が高いとはいえもう夕方5時。明日のルートを確かめようにもバスターミナルは閉まっている。


そこで声をかけてきたのは黒いドレスの女性で、金色の派手なバックを肩にかけてる。自分に用があるタイプじゃないのに…いつもの旅店の呼び込みだった。ハスキーボイスで一部屋10元で1ベッド5元という。付いて行くとバスターミナル向かいの古い団地の中だった。鉄のドアに殴り書きで『旅店』。手作りのような仕切の個室が2つ。ドミトリー部屋が一つ。小学校低学年くらいの娘が、ひとりでテレビを見ながら自宅兼宿の留守番をしていた。
この安全神話は、うらやましいけど心配でもあり。
呼び込みは大変なようで、この値段でも部屋を視ただけで帰る客も居た。もう無理かと思われた深夜12時過ぎに、ひと家族を宿泊に成功。ひとごとながら安心する。