前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

ハイラルから満州里

満洲里 ロシア芸術公園

朝から海拉爾ハイラル行きの長距離バスに乗る。起伏のある草原を走る。途中に大きな街があるけど通過する。


車内のビデオCD放送が、CGでリメイクした古典のハリウッド映画とお笑いライブ。内モンゴルの風景を走りながら、なぜか「キングコング」。客席が広い酒場のようなステージでのお笑いライブの方はサッパリわからない。歌謡ショーっぽい。バスは昼すぎ4時間ほどで到着。


大きな街で全体がつかめない。夏なのに冷たい強い風が吹いている。バスターミナルと反対側の鉄道駅も近かったので見に行く。こちらの地区は建物も古く、人もまばら。バスターミナルに戻って向かいの回民食堂でトマトの卵和えと米飯を喰う。


ここからはバスの便数が多いので、この日のうちにロシアとモンゴル国境の街の満州里まで行くことにする。2時間半で7時前に到着。日没が北京時間の8時過ぎなので、宿探しには余裕があった。この街もロシア語の看板が目立つ。

古い木造建築を模した旅店で部屋が空いてないと断られる。もう一軒は「部屋を見せて下さい」と言ったら、向こうの言ってる事が判らない。強気な事だけはわかったけど、とっとと引き下がって、次の招待所へ。奥まった団地のような一画にいろんな名前の宿が看板を出している。ここにはロシア語は無い。


一軒目で中央アジア系の顔立ちをした若い女性がなせか白衣を着て立っていた。一泊40元と強気?な値段で、大きめの窓の広めのツインを薦められるまま泊まる事にする。


窓からは線路をまたぐ陸橋の工事作業が遠くに見える、斜め手前に「国連賓館」なる小規模ホテル。


線路が近いのは判っていたけど、ここは夜中の貨物列車の連結などの作業と警笛がウルサかった。
隣国との物資の流通で貨物車両が何重にも停まっている。


日没までに街の北側を歩き通す。



よい感じの図書館