曇天のなか自転車通勤。社内知識分子と再会。昼から小雨降る。
借り物ですが・・・「CD作曲家研究 古関裕而」を聴く。
巨人・阪神から大学の応援歌〜軍歌、戦後は「長崎の鐘」など無数の流行歌を作り出す。
収録されている高校野球の『栄冠は君に輝く』は、戦時歌謡「嗚呼神風特別攻撃隊」の出だしとほとんど同じなのが気になる。高野連が当時の特攻精神と共通のなにかを若者に求めている、という穿った見方をすれば、作曲家は素敵な仕事をしたことになる。個人的には、戦時中の芸術家達の活動に「反省すべき」とかいう論調には違和感がある。勇壮で悲壮なメロディを欲したのは大衆もあったと思う。