前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

北京西→蘭州

konton2005-07-13

8:30起き。コーヒー。9時、回族の清真食堂で大盛の卵炒飯喰う。4元。一時間ほどホテルの北側の胡同を歩く。興福寺通りに映画館二箇所。入場料40元、学生20元と結構な値段。12時のチェックアウトまでテレビでドラえもんや痩せるエクササイズマシーンの長いCMを視る。市バスを乗り換えて北京西駅まで乗る。1元=14円しないバスにまでハイアールの液晶ディスプレイが付いている。内容は商品広告とマナー広告。連結バスには切符切りのおねえさんが2人常駐。街の有人公衆電話といい、省力化より雇用の場を維持する意図があるのかもしれない。

西駅も主な列車の始発駅なので大きい横長の駅ビル。出発の夕方5時まで時間があるので荷物「行李」預所で、10元と結構な値段を払って身を軽くする。係りのお兄さんは愛想が良い。


駅前のトイレでもの凄い割り込みを目撃・・・。


西駅周辺をダラダラ散歩。
  

  
囲いもない道路工事をよく見かける、作業員ひとりひとり身分証明のプレートを付けている。狭い近隣住民が使いそうな市場の脇にネット場があったりする。
食堂で麻ラー豆腐8元、ライス1元、ビール3元。車内で食べる分の食料調達。

夕刻、T47北京ー蘭州に乗る。牽引車の次が布団などの貨物一両、二等寝台は前の6両。食堂車。一等は3両。二等硬座が後ろ4両。硬座は混んで立っている人も多く見えた。
二等寝台は三段ベッドが向かい合わせで並んでいる。中座だった。快適だが荷物置き場を別に確保しないと狭い。

各車両にトイレと洗面所。熱水器が付いていた。1874キロ走って337元(4600円くらい、手数料別)を払って乗るのは当然中流以上だろう。それが全員カップ麺を喰う。車内はかなり静か、仲間や家族以外は会話が無い。自分のポジションは小娘姉妹に挟まれる。車内放送ではBGM。あまりスピードを出さない。振動がマイルド。熟睡。