蘭州からバス旅の始まり

二等寝台の風景。朝から交互に大盛カップ麺を食う人々。ほぼ全員が『ラーメン大好き小池さん』状態。二等の倍近い金を払っている一等の乗客でも待合室で何人かは食っていた。広くインスタント食が浸透している事を実感する。食文化や味に拘らない漢人も多いのだろう。
愉が『金麦郎』を喰う。感想は不味い。

夕方午後４時に蘭州駅着。乗り疲れ無し。
明日のハミ行き列車の切符が取れず、照り返しのキツイ蘭州の街を歩く。甘粛省の外人用バス保険手続きの為にＣＩＴＳのあるビルまで歩く。11階で書類を書いて50元払う。20日有効。これがないと窓口で本当に切符を売ってくれないのかは今でも判らない。

乾燥で目が痛い。日没前から突風が吹く。
東バスターミナルから19時半発の「張掖」行き寝台バスに乗る。
704キロ103.5元。飲み物二本とパンで９元使う。
出発しても客集めで中々進んでくれない。