高橋美香「パレスチナに生きる人々」
江東文化センターで写真展「パレスチナに生きる人々」パネル展示を前にしたギャラリートークを聴きに行く。占領地での苦しさを撮った写真もあるけど、子どもや家族の日常の笑顔が多め。展示で印象に残ったものに壁絵がふたつ。ひとつはパレスチナ自治政府を象徴する鷲が拳銃で自らのアタマを撃ちぬいている風刺絵。「無力感にさいなまれているのか」
もうひとつはパレスチナとイラクの旗を持った不安そうな子どもをサンタクロースが抱きかかえている絵。イラクが内戦状態になっている時期で、普通ならサンタはプレゼントを配るけどココでは子どもを安全なところへ運んでいく望みを絵にしていると。
英テレグラフ紙記事に別カットで壁絵の写真が載ってた。
Room, but few children at Bethlehem 'inn' - Telegraph