福島映像祭2015 上映トーク「わたしが伝える福島」
市民部門上映&トーク「わたしが伝える福島」|福島映像祭|ふくしまのこえ
ポレポレ東中野 カフェ奥のイベントペースで短編三作品を見ながら製作者とのトーク。
最後に上映されたドイツの核廃棄物最終処分場と日本の核処分場候補地を取材した11分の短編「ENDLAGER(最終処分場)」スマートで秀逸だった。インタビュー中に何かを言いかけて躊躇する「間」と ため息の音の入れ方が印象に残る。製作者の国本隆史さんはドイツからWeb中継で会場とやりとり、東西ドイツに分断されていた時代に、互いの国境付近に原発施設が集中して置かれていた現状とか、映像では最終処分場なのに岩盤から早くも水が漏れて来ている深刻さが伝わる。