前略。スターリン(旧ソ猫を噛む)

好きなドキュメンタリーと音楽と旅を楽しむ前提で原発の今

Ladie’s Code リセ ウンビ追悼コンサート

去年9月に韓国で自動車事故で亡くなったアイドルグループ
Ladie’s Codeのリセとウンビの追悼コンサート
昼回に行く。






多くの花輪が追悼とコンサート開催祝いとの交差を示してた。自分も普段着から黒で合せて列席。


入り口近くでファンの方からハングルで書かれた「レディスコードあいしてる」の横長な光沢紙をいただく。公式な場所にメンバーが立つのは久しぶりなので、客席から掲げましょうという企画。
会場では韓国語の会話も聞こえたり、黒系礼服の高齢者の団体さまがいたり、入り口にはリセの母校、福島朝鮮初中級学校からも花輪があったので、親類一同御一行さまも新幹線で駆けつけたのかもしれないなとか色々と想像。昼回は1階700人強の椅子席に7割程度の埋まり具合。普段K-POPイベントでは見掛けない老若男女でブレンドされた客席。自分が列席して違和感なく落ち着く。

プログラム進行の合間に、リセ、ウンビそれぞれの家族写真と成長の記録、レディスコード デビュー前からのTV番組でのカットや音楽番組でのデビューステージ姿がスクリーンに映し出されたり。1stミニ・アルバムとデビューした活動曲の「ナップンヨジャ」が好きなので、在りし日のステージ映像をクリアな音響でスクリーンに映しだされると、あらためて短すぎる人生を駆けていったんだなと。


この日ステージに立った先輩たちが彼女たちの思い出を訊かれて、リセはよく食べる子で努力家で控え目、ウンビはとにかく可愛かったと、たしかにウンビが中高生で撮られた写真で、すでにアイドルの顔立ち。ビデオでは何かの出し物だったのかKARA「honey」を踊ってた。


AOAやBTOBなど現役のチームや著名な芸能人がビデオコメント。録音マイクがノイズだらけだったのと韓国語字幕のみだったので発言内容までは分からず。


コンサートはソンウ(ソプラノ歌手?) の「千の風になって」(日韓Ver)ではじまり、司会兼通訳を挟んで クラシカルな外国語曲1曲。


Rumble Fish「雨とあなた」(2007年)「Smile Smile」(ドラマOST曲)。


IVY 「涙よさよなら」、「Angel」英語曲。


ハン・ヒジュン「瞳を閉じて」平井堅カバー曲 、「Still with You」英語曲。


ヤン・ドングン「i'll be missing you」英語曲カバーRAPアレンジ。


キム・ボムス「過ぎていく(?)」「ポゴシッタ」


Rumble Fish & IVY共演で「I'm Not Crying」(Ladies Code 1stミニ・アルバム曲)は本当に良かった。


プログラムもラスト近くになって、闇の中を白い衣装で統一されたLadies codeメンバー3人が舞台に並ぶ
初公開の追悼曲「痛くても笑おう」(スクリーンに日本語歌詞字幕)。


リーダー アシュリー 慣れないはずの日本語で丁寧な弔辞と か細い声での長くしっかりした挨拶。


出演者全員で2ndミニ・アルバム収録曲「I'm fine Thank you」


3人のパートはわずかながら、マンネのジュニが歌えそうにないほど泣き顔、隣のソジョンが後ろ手で背中を励ましているように見えた。


メンバーのオーディションから関わっているというキム・ボムスが、2013年のXmasに事務所メンバーでチャリティーコンサートをした思い出を。今回で追悼コンサートを終えずに韓国でも、日本でもやって行きたとのこと。


少し遅れて始まって2時間。アンコールの声は出せない不思議なセレモニー。今回は日本でのPolaris事務所 追悼ファミリーコンサートとも言えるかなとも。


バックバンドなしで、音響がマイクに最適化されていて音源の良さとボーカリストそれぞれの技量というか個性もクリアに感じることが出来た。韓国の歌手の歌唱力がレベル高すぎる問題ふたたび。男性歌手はもちろん、ベテランの女性歌手、IVYの高音で甘い声と、Rumble Fishの中低音が印象に強く残った。